成人向けの雑誌やDVD、グッズなどを専門に扱うHなお店、皆さんの町にも探せば一つはあるかと思います。
そしてこの作品は、そんなお家の下で生まれた女の子・中沢みゆを主人公とした漫画です。
中沢書店は成人向けの雑誌・漫画、アイドルの写真集しか売っていないまさしく真性のエロ本屋さんです。
普通は少年コミックとか青年コミックとかが一部置いてありそうですが、そんなもの一切ありません。
そんな環境で育ったみゆ(小5)には、エロ本がすべてです。18禁以外の漫画とか一切知りません。
しかし、成人向けの本には誰よりも詳しく、誰よりも深く理解している……小学5年生の女の子なのに。
「〜でオススメは?」と聞けば、顔を赤くしながら文句を言いながらも瞬時にオススメを出してくれる、
そんなみゆの、お客さん(ほぼ男、しかも古本屋のように入り浸っている奴もいる)との触れ合いや、こんな家だから友達を呼べないなどの悩みなど色んな話が描かれ、
中にはエロ本を上手く利用したちょっぴり感動するお話もあります。
自分は、小5のみゆが店番していて男性客達は当たり前のようにエロ本を立ち読みしたりしているという、
中沢書店内では日常風景といったような場面とかがかなりツボです。
それにしても、みゆがひょいひょいとオススメの18禁漫画を棚から取り出して「これは〜で面白い」とか言っていて、
まさか小学5年生、しかも女の子にエロ漫画について自分が見直させられることになるとは思いもしませんでした。
どことなく雰囲気が暗く見えていた18禁漫画コーナーが、この作品に出会ってから明るく見え、
18禁漫画物色も随分楽しく感じるようになりました。
(余談ですが、アマゾンでは18禁漫画のレビューが意外にも盛り上がっているんですね(笑)
はい、いつも参考にさせてもらっています)
絵も独特の可愛さがあって作画も安定しており、
またエロ本屋さんの漫画だからといって、これといったHなシーンはないのでHな描写が単純に苦手な方でも気持ち良く読めるかと思います。
他のレビュアーさんがガンガンJOKERではこの漫画が一番好きだそうですが、
実は私もガンガンJOKERでこのHON屋さんが一番好きな作品だったりします。仲間がいて安心しました。
エロ本の良さを伝えてくれる、そういった意味では少年漫画とも呼べるかもしれない珍しい感じのこの作品、
連載終了まで応援し続けていきたいと思います。