非常に興味深い面白い本です。内容はまさにタイトル通りです。著者は女性の生理の状態や、排卵時の状態がその周囲に漂う
色の違いとして認識できると言うのです。まさに普通では考えられない、眉唾物の話ですが、読むと非常にまじめにかつ真剣に
その詳細を記述されていて、嘘ではないのだと思えます。
むろん、著者もそれが通常の人間の五感を超えたある種の超感覚だと理解しており、きわめて冷静に、客観的にそれを記述しています。
そして、著者はどうやら、その特異な感覚を、昔の男性や、動物あるいは現在でも幼児は持っている感覚ではないかと思っているようです。
つまり、動物的な本能としてメスの発情期を認知する感覚があるのは自然で、それが現代の男性は欠落しているだけだと思っているようです。
動物学の領域、あるいは生理学の領域で、その感覚があり得るものだと言う証明がなされているのかは知りませんが、何となく頷けるような気もします。
学術的な研究、あるいは科学的な論述の本では有りませんが、これは極めて特異な能力?のカミングアウトの書です。カミングアウトしながら、面白い指摘などもいくつか
有ります。例えば、大相撲が土俵の上に女性が上がる事を禁じている理由を、著者は自分の実体験として肯定している部分など、面白かったです。
文化とは、そんな風にして形成されることもあり得るよなあ、と思いました。