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私にとっての二〇世紀―付 最後のメッセージ (岩波現代文庫)
 
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私にとっての二〇世紀―付 最後のメッセージ (岩波現代文庫) [文庫]

加藤 周一
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,050 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

二〇〇八年十二月に、惜しまれつつ八九年の生涯を閉じた著者は二〇世紀をいかにとらえていたのか。何を見つめ、何に希望を託して生き抜いたのか。本書は芸術、戦争、社会主義、ナショナリズム等の主題と自己の足跡を重ね合わせてこの世紀の意味を読み解いた書物であり、若い世代への期待を語った講演と生前最後のインタビュー(二〇〇八年八月)も収録した新編集版である。戦後を生きた知の巨人は旅路の果てに何を語り遺したのか、人間・加藤周一に関心を持つ読者にとって必読の書である。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

加藤 周一
1919‐2008年。評論家・作家。元都立中央図書館館長。東京大学医学部卒業。1951年渡仏、55年帰国。「日本文化の雑種性」などの文明批評、文学・文化・社会に関わる長年の旺盛な文筆活動で広く知られる。近年は「九条の会」呼びかけ人として、平和憲法を守る運動に身を投じた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 314ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2009/2/17)
  • ISBN-10: 4006031807
  • ISBN-13: 978-4006031800
  • 発売日: 2009/2/17
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
待望の名著を文庫化したものです。様々なエッセイに加藤周一の思想を存分に
味わえる魅力ある分筆です。

その中でも根底にあるのは
・社会主義の誕生と衰退、崩壊
・米国の身勝手な他国への干渉
・インターネットは21世紀前半はリードしていく
・20世紀の後半はコンピューターと分子生物学の世紀だった
以上です。

この中でも特に2番目と3番目に関しては本書の単行本が刊行されてからも、
それ以前よりも顕著になったと痛感しています!
それ故本書を現在読まれても実感のいく内容だと強調できます。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒデボン VINE™ メンバー
形式:文庫
 この文庫は、どういう理屈をこねようが、「戦争はいけない、ダメだ、容認できない」という主義・主張に貫かれた一冊である。
 この文庫は、「第二部 加藤周一、最後のメッセージ」に収録された2006年12月8日に東大駒場キャンパスで行われた講演「老人と学生の未来」と、2008年8月4日に行われたNHKの取材を基にしたQ&Aである。
 この文庫は、知の巨人・加藤周一が人生の最後にどうしても言っておきたかった事、未来に語り続けなければならない事を必死の思いで搾り出した文字通り「最後のメッセージ」である。

 第一部は、なぜ戦争をしてはいけないのかが未だもって解らない輩に何とかして解らせようと願う加藤の必死の思いが伝わってくるが、解らないものが多いのだなあ。
 「ああいえばこういう」という論理に対して加藤のほうも「こうすればこういおう」なる様々な理屈を繰り出す手練手管は、やはり加藤に分がある。
 
 第二部だけで十分に彼の思想は伝わってくるので、ここだけで充分じゃないかな。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
加藤さんの文章はとても論理的。飛躍が無く、分かりやすい。
しかし、古代ギリシャのように詭弁に陥ることなく、
誠にそうだとうなずかざるを得ない正論が述べられています。
反対論者の多い憲法九条の保守ですが、加藤さん自身の
戦争「経験」と、的確な思考に基づき、反対意見を論理的に
言いくるめてしまう書きっぷりは必読です!!
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