本作は,コン・ジヨンの同名小説を映画化した話題作で,韓国での公開前に既に日本での公開が決定していたという,超期待のラブロマンスです。
ドラマでは「威風堂々な彼女」「1%の奇跡」「マジック」,映画では「彼女を信じないでください」「オオカミの誘惑」「デュエリスト」と,どちらかといえばコメディタッチの作品で演技に磨きをかけてたカン・ドンウォンですが,デュエリストでちょっとイメチェン,本作では“死刑囚”という難しい役どころに挑戦し,見事に演じきったドンウォン君の演技力が光っています。
その証拠が300万人という観客動員に現れています。あの「私の頭の中の消しゴム」でさえ250万人ですからどれだけ高い評価を受けたか分かりますね。
ただ,韓国でのヒット作が日本ではイマイチという例はたくさんあるので,期待半分,心配半分でしたが,イヤー心配ご無用,年甲斐もなく涙してしまいました。
やったね!ドンウォン君! 300万人達成は伊達ぢゃない。韓国での評価通りの名演でした。
ヒロインのイ・ナヨンの憂いのある演技もいいですし,脇役陣がこれまた素晴らしい。
とりわけ,カン・ドンウォンが殺害した女性の母親役のキム・ジヨンさん,泣かせてくれました。
最近は,能書きと予告編だけ立派で,中身の伴わない韓流作品が多いような気がしますが,この作品は文句なし,脚本,監督,役者たち,どれを取っても完璧な作品だと思います。