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私たち、日本共産党の味方です
 
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私たち、日本共産党の味方です [単行本]

筆坂秀世×鈴木邦男
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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私たち、日本共産党の味方です + 日本共産党 (新潮新書)
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商品の説明

内容紹介

投票用紙に「日本共産党」と書けないあなたへ。再生の道はどこにあるのか。元・最高幹部と、新右翼の論客が、「かつての革命政党」を語りつくした。語られなかった共産党のリアルとこれから

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ共産党はほぼ全選挙区に候補者を出すのか?共産党員はどんな生活をしているのか?今、共産党は国をどう変えたいのか?何を目指しているのか?元・最高幹部に右翼の論客・鈴木邦男が、党への疑問を問いかける。語られなかった共産党のリアルとこれから。

登録情報

  • 単行本: 228ページ
  • 出版社: 情報センター出版局 (2007/5/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4795847126
  • ISBN-13: 978-4795847125
  • 発売日: 2007/5/25
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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38 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 <右翼の鈴木VS左翼の筆坂>の対談といっても、メインは筆坂氏で、鈴木氏は聞き役です。

話題となった前著の「日本共産党」(新書)と同様、舌鋒鋭く・・というよりは“愛するが故
に”批判するトーンに満ちています。

 当然、話題の中心は共産党の組織論になるのですが、
“ほぼ全ての人が善意で動きながらも、党利党略の謗りを免れない結果に行き着いてしまう”
という、きわめて一般的な「組織の病理」の問題に逢着します。
 二人が同意するように、平均的な党員はただひたすら世の為人の為に「滅私奉公」する、古
き良き典型的日本人。それなのに、党勢は拡大せず、活動家の高齢化は進み、選挙では退潮気
味・・・と、いいことがありません。巻末では「共産党は再生できるか」について語ってもい
るのですが、全体としてはどうもそういった“ジリ貧”状況を嘆き、時には皮肉って終わって
いる印象がぬぐえないのも事実です。 

 ただ、我々が普段不思議に感じている
<なぜ惨敗覚悟でも全選挙区に候補者を立てるのか?>
については、
“当選するのが目的ではなく、コンマいくつであれ得票数・得票率をどれだけ伸ばしたかで(地
方委員会を)評価するからだ。誰も当選させようと思って運動してないんじゃないか”と明快に
答えているのには驚きます。
 どうせ売れないからと部下の訪問件数ばかりを自慢する営業課長と、さして変わりは無いと
も感じますが、これを組織的に何十年もやっているというのは確かに「病んで」います。

 (本書の発売が関係しているかは不明ですが)最近、志位局長が立候補者数を半
数程度に減らすという路線転換をしたのには、あまりのタイミングの良さに驚きました。
 鈴木氏は「共産党は筆坂さんをわざと野に放った。高等戦術だ(笑」と茶化していますが、あ
ながち大嘘ではないのかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
36 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 1979
形式:単行本
話題となった新書「日本共産党」で党の内実を明かした元・最高幹部と、右翼の鈴木氏との異色対談。
日本共産党という組織の疲弊の原因を、党の歴史や組織の構図など具体的なエピソードを
ふんだんに交えてさぐっていき、ぐいぐいと読ませる。
格差社会という、本来ならば共産党にとってチャンスともいえる好機の今、なぜまったく
存在感を発揮出来ないのか。その本質に迫る非常に人間臭い共産党本といえる。
一見矛盾に満ちたタイトルも、読み終えればその意図が見えてくるだろう。

党の歴史や時代背景についても基本的なことがおさえられているので、
共産党についてあまり知らない人でも、一通りの知識を得られることもつけくわえたい。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 タイトルから本書を眺めると、半分がタイトル通り「私たち、日本共産党の味方です。」な内容で、もう半分は「私たち、日本共産党の味方です(笑)」な内容。

 故に時に眉をしまけつつ、時にニンマリしながら読める本であるので、当方の様に本は電車やバスの中で読む方は注意されたし。

 右派民族主義を自称している人間からして、「日教組や社民党はお笑い草だが、共産党は倒すべき敵」だと思っているものの、その共産党にしてみても「何か惜しい」と常々感じていた。が、その点について漠然とではあるものの、「そういう惜しい点」について指摘している本なんだなと、いうのが率直な感想である。(筆坂氏は古巣よ、しっかりしておくれ」という思いで、鈴木氏は「共産党よ、右派の良き敵であれ」という思いで指摘していると見て問題ない。)

 筆坂氏が安倍元首相の「戦後レジームからの脱却」という言葉について、「だったら日米安保体制だって、戦後レジームだろう」という旨の指摘をしていたのは、重要だと考える。この言葉を見て、かつて三島由紀夫が東大全共闘の学生に向かって「もし君達が一言、”天皇陛下万歳”と言ってくれれば、共闘してもいい。」と語った事を思い出した。加えて、氏の「平和で豊かな国を目指す人が愛国者」という発言は、「平和」と「豊かさ」の定義をどうするかという問題はあるものの、賛同は出来る。当方は憲法9条の護持を絶対視する立場の人間ではないが、そろそろ世界の平安を願う今上陛下の御意志に反して、中韓と戦争したくてしょうがない輩(そして、その中韓への嫌悪感をアメリカ様に保障して貰おうという事大主義の輩)には退場願いたい。

 後やはり、この手の本をみて思うのは共産主義と言っても、ソ連型の共産主義と、中国型の共産主義、日本型の共産主義とは全然違うなというのはつくづく感じる。ヲタク系ホシュの論理的貧弱さは、この点を全然加味していない所からきていると思われる。故に、相手を知っているという点で、教科書問題は藤岡信勝氏が最終的にイニアチブ取る事になるだろうし、丸山真男や横田喜三郎の様な進歩的文化人の頭目的存在の相手は谷沢永一でないと務まらなかったであろう。

 鈴木氏は相変わらず右派からすると、危なっかしい発言が散見されるが、その懐の深さの伝わる発言は心地よい。
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