昨年7月、中国東北三省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)を旅した。蓮池さんのこの本にある「朱蒙」の建国地、五女山山城そして「太王四神記」集安市、白頭山を経て、「大祚栄」の渤海鎭へ。蓮池さんの本のタイトル正に「韓国歴史ドラマの舞台と今」を私も歩いて来た。彼のエッセイは6章から成り、興味深くうんうんとうなずき、読み進めるにつれ彼が暮らした24年の北朝鮮での体験を折り込み帰国後もかなりの歴史書を読み込み、論を張っている事に気づく。私は第3章、4章、6章に心惹かれる。高句麗の遺産が現代にいかに生きているか。中国の”東北行程”に対するドラマ人たちの批判。そして、ドラマを通じてアジアの人々が共有する平和への願いを蓮池さんは、訴えているのだ。