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私が源氏物語を書いたわけ  紫式部ひとり語り
 
 

私が源氏物語を書いたわけ 紫式部ひとり語り [単行本]

山本 淳子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

侍女になりたくなかった紫式部が中宮の侍女となった理由、宮中の人付き合いの難しさ、主人中宮彰子への賛嘆、ライバル清少納言への批判……。『源氏物語』の時代の宮廷生活、執筆動機がわかる!

内容(「BOOK」データベースより)

紫式部が宮廷生活を語る。数々の悲しい別れ、創作の秘密…。源氏物語の舞台裏が今、明らかに。源氏物語研究の第一人者が、資料を駆使して、その時代と人間模様を描き出す。

登録情報

  • 単行本: 253ページ
  • 出版社: 角川学芸出版 (2011/10/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4046532483
  • ISBN-13: 978-4046532480
  • 発売日: 2011/10/20
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2.1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
紫式部が生きていて、正直に話してくれたら、という本です。『源氏物語の時代』もわくわくして読めましたが、こちらは、やさしく書いてはあるけれど、正統的な本でした。今回は、小説みたいにすらすら読めるのですが、最新の研究成果を踏まえていることが分ります。素晴らしいアイディアだと思います。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By うな
紫式部の心情にここまで寄り添って書いていることに尊敬しました。
いかにも零落した貴族のお嬢様らしい矜持やもろもろの不満など、
「たぶんこんな人だったんだろうな、理解できるけどやな女だな」と
大抵の女は共感しながら嫌悪してしまうだろう紫式部の性格を
まるごと飲みこんで自伝風にしたのはすごい。
愛情がなくてはできない作業だと思いました。
そして、本当によく研究されて書かれているんだなと感心しました。
「身」と「世」の考え方が、この本で理解できたような気がします。
清少納言が皇后定子を敬慕の対象として慕っていたのに対し、
紫式部はそれほど……と思っていたのですが、この本で紫式部も
彰子に対し、別の形で尊敬していたのだろうなと感じられて
彰子贔屓としてはなんだか嬉しくなってしまいました。

あまり古典になじみのない人にも読みやすく、かつ
古典好きの人にも納得の一冊ではないでしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 紫式部の一人語りの体裁になっている。紫式部のことは「源氏物語」、「紫式部日記」、「紫式部集」を中心として「御堂関白日記」、「日本紀略」、「古今集」などをもとに詳細な生涯を再構成している。本物の紫式部の話を聞いているような感じに打たれた。式部の考えや感情が多くの式部作の短歌によって彩が付けられ楽しい歌物語になっている。これほど鮮やかに1000年前に存在した作家を記録にそって浮かびあがらせることが出来るという事実に日本の文化の厚みと深さを実感した。この本で紫式部は1000年後の現代においても魅力的な人物との印象をもつことが出来た。平家物語はよく読んでいたが源氏物語はとっつきにくいと思っていた。源氏物語と紫式部を持てた日本人はなんと幸せなことかと思った。
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