主人公の個性が強いので共感はできませんが、面白い(?)漫画だと思います。ただ何ででしょう。女子高生がこんなことを・・と思うだけで面白いで終わらない・・いたたまれなさがあります。
・・もこっち(主人公)が傷つきませんように!・・そこはだめだよ、そんな変なこと考えちゃー!違うよ!と思いながら読んでオチで、やっぱり・・となって、でも応援したくなってしまうようなそんな作品です。
性格は
ピューと吹く!ジャガー 1 (ジャンプ・コミックス)のハマーさんに近いですが、主人公の心の中が詳しく書かれているし、普通の人とのギャップの描かれ方が絶妙だからなのか嫌らしさがなく面白みだけが抽出されている気がします。
主人公が、高校1年生とは思えない・・極端な思考回路と言語センスをもっています。女子高生というより中身がインターネットのみで時々見かける男性?のようなおじさんです。
周囲の普通の人に対するモノローグが偏見で、考え方も全体的に変な方向に偏っているんだけど、そこで読者に「嫌だな・・」と思わせるんじゃなくて「もこっち・・頑張って・・ううん、頑張りすぎないで」と応援したくなってしまうようなそんな不思議なキャラクターです。
また、主人公以外の登場人物は総じて普通の人、年下でも精神的に大人な人、親切な人が多い気がします。主人公だけが一人、変っていてそれが周囲と微妙な摩擦を生みコメディになっていると思います。
異世界や他の惑星から来た登場人物が巻き起こすコメディを、精神だけ異世界の人が普通の生活をして巻き起こす”モノローグだらけの”コメディにしたといった感じです。
古典的な手法を上手く使った漫画だなと思いました。