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秀吉はいつ知ったか―山田風太郎エッセイ集成
 
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秀吉はいつ知ったか―山田風太郎エッセイ集成 [単行本]

山田 風太郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

死は大半の人々にとって挫折だ。しかし、奇妙なことに他から見れば、それが挫折であればあるほど、その人の人生は完全型をなして見える。信長は本能寺で死んだから信長なのである。―歴史小説で一世を風靡した著者ならではの一家言。「一休は足利義満の孫だ」「絶世の大婆娑羅」など歴史エッセイ中心に纏めた一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山田 風太郎
1922(大正11)年1月、兵庫県養父郡関宮の医家に生れる。36年中学に入学、その頃の仲間の隠語が雲(?)、雨、雷で、筆名・山田風太郎の契機となる。49年、「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で第二回探偵作家クラブ賞を受賞。50年、東京医科大学を卒業するが、医師の道を進まず、作家として身を立てる決心をする。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』を初めとする、風太郎忍法を生み出し、忍法ブームをまきおこす。2001年、7月28日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 302ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/09)
  • ISBN-10: 4480814930
  • ISBN-13: 978-4480814937
  • 発売日: 2008/09
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 円熟期の歴史論, 2008/9/29
レビュー対象商品: 秀吉はいつ知ったか―山田風太郎エッセイ集成 (単行本)
都市について、旅行記も収録されていますが、中心は歴史論と歴史人物論のエッセイです。執筆時期は作家としての円熟期にあたり、鋭さだけではない深みのある考察がなされています。
山風流の三傑解釈や英雄論はぴりりと辛口で痛快。
本書をふまえると『妖説太閤記』、『ラスプーチンが来た』、『柳生十兵衛死す』等がより楽しめるようになることでしょう。

さらに未刊行歴史短編「安土城」がボーナストラックとして収録されているので、お買い得。いつも素晴らしい仕事をなさる日下氏に感謝です!
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 優れた着想、冴え渡る推理, 2008/10/27
By 
麒麟児 (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 秀吉はいつ知ったか―山田風太郎エッセイ集成 (単行本)
本書の白眉は、何と云っても第3部。(正直云って、第1部と第2部は付け足しのようにも思われる。)書名ともなった「秀吉はいつ知ったか」をはじめとして、いずれの稿も一読思わず着想の見事さと歴史推理の切れ味に唸らされ、全く古さを感じさせない。その信長論・秀吉論もなるほどと思わせる。個人的には、忠臣蔵のいわば敵役である大野九郎兵衛の零落を記した「敵役・大野九郎兵衛の逆運」と大石内蔵助の遺児である大石大三郎の放蕩と末路を描いた「大石大三郎の不幸な報い」の2篇が、人生の綾というか誰もが気になりつつも見逃しがちなテーマを拾い上げており、特に印象に残る。山田風太郎ファンならずとも、歴史好きの方は是非。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 風太郎節は、脳に心地いい, 2008/12/26
レビュー対象商品: 秀吉はいつ知ったか―山田風太郎エッセイ集成 (単行本)
風太郎先生が忍法帖だけの人だと思っていたら、大間違いです。
肩の凝らない、含蓄ある言葉の数々。
ああ、風流かな。
いつも作品の根底にある「人間愛」。
史上、悪人と呼ばれてきた人々を救済しようとする優しさ。
感服です。
こうした大きな心根をもつ大人の不在が、今の時代を悪化させているんだろうな。
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