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詳しいことは省くが、第1の典型が英米で(イギリスはちょっと違うけど)、第2はスウェーデンなどの北欧諸国で、第3はドイツが典型といえば、少しはイメージしやすいかもしれない。
第1のやり方だと、福祉の対象になるのは「特別なひと」に限られる。だから福祉がスティグマとなる。福祉にかかることが忌まれ、嫌われる。何かよくないことのように思われる。
第3のやり方だと、それぞれのシステムが対象としている集団がいる。もともとは、ビスマルクあたりが資本主義もいやだが社会主義もいやだ、だったらこっちのグループを抱き込んじゃえ、あっちのグループをひいきしちゃえ、と始めたやり方だが(これが最初の「福祉国家」である)だから、それぞれの集団の間の断絶、いがみあいが起こるのは必須である。なんであいつらだけが、という話にすぐになる。制度が変更されるたびに、別のところで「ひがみ」が生じる。互いに足を引っ張り合って、福祉の水準は上がらない。ちがうシステムで対処すると、対象者グループの分裂が再生産され、対立も再生産される。
第2のやり方を語るには、字数が足りません。本を読んでね。
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