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福島 嘘と真実―東日本放射線衛生調査からの報告 (高田純の放射線防護学入門シリーズ)
 
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福島 嘘と真実―東日本放射線衛生調査からの報告 (高田純の放射線防護学入門シリーズ) [単行本(ソフトカバー)]

高田 純
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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福島 嘘と真実―東日本放射線衛生調査からの報告 (高田純の放射線防護学入門シリーズ) + 世界の放射線被曝地調査―自ら測定した渾身のレポート (ブルーバックス)
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商品の説明

内容紹介

世界の核災害調査結果との比較からわかる
福島の低線量事象
誤った政府介入による住民と家畜の被害が甚大
福島の核放射線は心配なく健康被害なし

 世界の核災害地と比べて、福島の放射線衛生上の実被害は極めて低い。
より厳しい核被災地や核汚染地が復興したり、人びとが再定住している
現実からしても、また、放射線防護学の見地からしても、福島県はもち
ろん、福島20キロメートル圏内も必ず人びとが暮らせるようになる。
その日は遠くない。
                   (本文より)

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 108ページ
  • 出版社: 医療科学社 (2011/7/29)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4860034171
  • ISBN-13: 978-4860034177
  • 発売日: 2011/7/29
  • 商品の寸法: 20.6 x 14.6 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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148 人中、112人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
誤った政府介入による住民と家畜の被害が甚大
福島の核放射線は心配なく健康被害なし

表紙に記されている上の文がこの本の結論。事故後の福島第一原子力発電所敷地外で起こった被害(出荷制限、摂取制限、非難措置、風評被害など)のほとんどが、放射線ではなく人が引き起こしているという私の考えを裏付けてくれるレポートである。
他の専門家が外からやいのやいの言っているのを尻目に、震災一ヵ月後の四月十日に福島第一原子力発電所の正門前まで、著者の相棒ポータブルラボをもって赴き周囲の放射線を計測(当然、それまでの行程中にも各地点で測定している)し、その評価を行っている。
避難所にいけば、希望者の被曝線量を計測し、問題ないレベルと言っている。ここで、計測したのが数十人であるのでサンプルが少ないと言う意見もあるだろうが、周囲の空間線量、地表面のアルファ線のカウントなど必要なファクターも計測した上での結論であるので問題ないだろう(低線量放射線の身体影響にはかく乱要因も非常に重要となり、サンプル数は多ければよいものではない)

私自身は閾値なし直線仮説などは信じていないし、低線量被ばくによる身体影響については問題なしの立場をとっているが、この著者は放射線防護が専門ではあるが放射線医学や身体影響についての専門ではない(放射線計測がその専門だと考える)ので用いるリスク予想についてはICRPのリスク値やチェルノブイリ後のWHOのレポート、そして自身で見てこられた世界各地の核災害の現場とその周辺の住民の様子を基として述べてある。なので私より厳しい評価になるはずであるが、それでも問題なしと結論付けられていることにこのレポートの重要な意味がある。

著者の他の書籍には「このような測定値や評価は現地の住民のためのものである」とのくだりがあった。それを考えるならば、福島、宮城、茨城などでは500円程度で販売し、避難所や仮設にいるかたがたで希望者には無料で配布するなどしてはいかがか。私のような興味ある者や、専門家などが購入する専門書的な値段設定になっている、医療科学者の方、英断を下していただけないだろうか。それほど今、広めていかなければならない内容のレポートである。

最後にひとつ、異見を言わせてもらうとすれば、緊急作業時の線量限度が250ミリシーベルトに引き上げられたことについて、男性の一時不妊の閾値である150ミリシーベルトを超えているので反対だ、との意見があったがこの閾値は生殖腺の被ばく線量であるはずなので全身の被曝線量と単純比較はできないし、あとで子供に奇形児が生まれる危険性があるとの記述は明らかにあやまりである。原爆被爆二世に放射線による遺伝的影響は確認されていない、また放射線の影響で奇形児が生まれるもっとも確率が高いのが、器官形成期(8〜15週)の胎児に100ミリシーベルト以上の被ばくがあった場合であるので、妊娠可能な女性は高線量が予想される場所での作業をさせないようにし、腹部を個人線量計でモニターするように決められているはずなのでそれに従えばよい。国際的には、緊急作業時の限度は250、または500ミリシーベルトが提案されているはずなので、国際的な尺度にのっとった値になった今回の法改正は私は支持する(逆に今回の政府対応の中ではこのことだけしか支持していない)。
このレビューは参考になりましたか?
40 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
本編は約50ページ程度。値段が800円くらいならもっと良かった。

世界の核被災地を調査して回った高田氏の、福一原発事故に対応すべく、札幌から
南下し、各地域調査のエピソード・原発正門付近で防護服・マスクなしで調査に挑
む写真とともに、「ふむう・・・なるほど」と読める一冊。

ちょうど今の時期、ブームなんでしょうか?
食材を除染する下ごしらえ・調理方法を紹介する対策本が本屋でやたら目につく。

しかし本書によるなら、かなり線量が高い区域(福島市・郡山市・伊達市 他)では
劇的に高い線量に推移しなければ避難は不要、現在避難指定地域(浪江、飯館、大熊
他)でも帰宅時期は遠くない、という事になるのである。
当然、除染に使う堆肥で耕せば農産物は安全、天然キノコも検査を通せば問題なくな
ってしまうだろう。

何故、こうした議論が国民に伝わらないのか。

私個人は心情的には反原発であるが、反原発派知識人と「福島は安全派」学者との共
同検証が密に行われれば、もっとも伝えるべき正確な情報が得られるのではないか、
不安にかられる人々も減るのでは・・!?
また、どちらのグループも決して一枚岩ではなさそうで、そうした事も国民に伝わる
べき情報を濁す一因となっているような気がしてならない。

福島県民として、家族や友人に自主避難者がいる身として、識者の皆さま・・・

どうか、大きな議論、調査、検証を 切にお願いいたします。

ワガママなお願いですが(笑)

追記)

こちらに高田氏の詳しい調査・研究を読み解けます。
ちょっと敷居が高い専門性ですが、ドキュメンタリ感もあり、清々しい一冊。
世界の放射線被曝地調査 (ブルーバックス)

2012.1.16 追記)

「二本松のマンションコンクリートから高線量」との報道。
ニュースで大騒ぎしてますが、線量・状況とも問題ない気がします。

というより、ここに至ってなお空間線量だけしか注目出来ないマスコミの情けなさが
露呈したニュースかと。

もっと中身のある報道して欲しいなぁ・・。
このレビューは参考になりましたか?
30 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By MAZIC_TV 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー
形式:単行本(ソフトカバー)
モノクロで薄めの90ページ。
サイズは縦横が約21×15センチ。

まず、この本の事を聞いたとき、
ただ、安全だ!安全だ!と言う本かと思いましたが、
実際に読んでみたら、違ったので安心しました。

中には科学的な根拠もあり、
住民や作業員の立場に立った言及もあるのが良いと思います。

巻末の原発事故などの資料も、
良くまとまっていて、便利だと感じます。

ただし、個人的に気になったのは、
被曝の検査に関して。

これは検査の対象が「希望者」である事も影響しているのか、
市町村ごとの人数が最大で40人で、
飯館などはたった2人で、少なすぎます。

これは統計学的に有意なのか疑問です。

また、検査は甲状腺と全身のガンマ線の内部被曝であり、
精度が高いと言っても、ホールボディカウンターです。

これはアルファ線やベータ線の内部被曝は分からないので、
注意が必要です。

特に、この著者は、今回の福島の被曝では、
アルファ線のリスクは無視できるという考えが前提のようで、
実際にアルファ線の測定器の検査も行なったそうです。

しかし対象地域の数として、こちらも十分ではなく、
安全だと言う確信が自分はまだ持てませんでした。

総じて、読み手がしっかりと注意をすれば、
知識を得るという点では良い本かもしれません。

しかし、ある一部分においては、
一歩引いたスタンスで見ないと鵜呑みは危険かもしれません。

中には、福島原発事故の死亡者など、
まだ分かっていない事も断定していて、
読んでいて違和感をおぼえるものもありました。
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