冒頭がマンガ仕立てで一見とっつき易いが、内容にはかなり問題あり。
今時、反原発派は理屈っぽいから云々言われないと思うけど、「中国の核実験の時の方が、福島原発の事故よりよほど汚染されていた」だの「1〜3svでは死なない」だの、「年間1msvは放射線管理区域をその範囲で管理しなさいという取り決めに過ぎないから安全」だの、どうして安全安心を喧伝する人たちは、根拠となるデータをろくに提示しないで色々適当なことを書けるのか。
そもそもこの著者、過去にもチェルノブイリや色々な被爆地を取材して本を書いているらしいが、1000ベクレルのキノコをビールとともに食べた話など、当時は数値の意味などよく理解されなかったために武勇伝扱いだったのだろうが、今読むと寒気すら覚える。
正直、ネタ本として読む以外の用途にはお勧めしない。