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福島原発事故
 
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福島原発事故 [単行本]

安斎 育郎
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

福島原発事故による放射能災害は何を示したのか?「原発安全神話」を50年間にわたって批判してきた放射線防護学の専門家が、放射線被爆と原子力発電の原理に立ち戻りながら、日本の原発・エネルギー政策を問い直す、緊急出版。

内容(「BOOK」データベースより)

福島原発事故による放射能災害は何を示したのか?「原発安全神話」を批判し続けた放射線防護学者が放射線と原発の原点からエネルギー政策を問い直す。

登録情報

  • 単行本: 175ページ
  • 出版社: かもがわ出版 (2011/5/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4780304415
  • ISBN-13: 978-4780304411
  • 発売日: 2011/5/9
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By フエゴ島民 トップ1000レビュアー
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東大の原子力工学専攻第一期生で、原子力研究の草分けを担い、その後、原発反対に転じて、
広範な活動を行ってきた著者の福島原発事故に関する考察です。

白眉は本の付録の形での掲載ですが、著者が二〇代の頃学術会議で行った基調講演で、そこで、
まさに今回の福島原発事故が予想されていることです。

筋金入りの原発研究者の四〇年目の総括で、今後の日本の行く末に対する警告となっています。
著者が長年受けてきたアカデミックハラスメントも興味深いし、
原発推進論者のおよそ科学的といえない発言に関する記述も読んで、唖然としました。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TAKA
震災後1カ月後の4月11日に安斎先生の講演を聞いたが、ほぼその内容が納められている。
「隠すな、嘘つくな、意図的に過小評価するな」「最悪に備えて、最善を尽くせ」との先生の言葉に為政者たちが耳を傾けていてくれれば、今の福島の混乱はもう少しましではなかっただろうか? 震災当初の嘘が現在露見し、国民の生命をいかに軽んじていたかが暴露されている中、先生の主張を無視するのではなく聞いていて検討してくれていればと思う。
巷にあふれだした原発災害を取り扱った本の中で、震災後に出た最初の書き下ろし本である。現在の状況からすると少しずれている部分もあるが、震災後2カ月の時点では一番信頼できる本であった事は重要である。
結局、原発問題は70年代から何ら解決してなかったと改めて知る書でもある。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 本格派 トップ100レビュアー
事故の後、原発あるいは福島原発について書かれた本は多いが、著者は放射線防護学が専門なだけあって、放射能の仕組みや放射能の影響などについて、噛み砕いた易しい言葉で非常に分かりやすく書かれているのが特徴的だ。
プルトニウム239は安定するまでに実に12回も、α線、β線を出しながら別の物質に変わるというのは初耳だった。

印象に残ったところとしては、
・重大な事故が起こるとすれば「想定外の原因」で起こるのは当たり前。想定範囲内で大事故が起これば、それは対策を怠ったということになるだけだから。
・たとえ想定外だったとしても、原発のような超巨大な潜在的危険性をはらむ技術をむやみに社会に導入していいかどうかという根本問題がある。
・日米安保体制の中で、アメリカの政策に付き合わなければいけなかったという事情が日本に原発を導入することになった背景にある。
といったところだ。

今後、日本が脱原発に進むとした場合、それに当たって考えなければいけないことを上げている。
1.日本の原発政策はアメリカの政策に従属しているから、原発から足を洗う場合は、アメリカとの政治的・経済上の軋轢がさまざま生じるので、その時にかけられる圧力の影響を受けにくいように、アメリカからの自立が重要である
2.停止させる原発の安全管理は国の責任においてなされるべき
3.7万人を超える原発労働者の生活保障
などである。
著者は昔から反原発の立場で活動されてきたそうだが、非常に冷静に書かれた本という印象を受けた。
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