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福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)
 
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福家警部補の挨拶 (創元推理文庫) [文庫]

大倉 崇裕
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本への愛を貫く私設図書館長、退職後大学講師に転じた科警研の名主任、長年のライバルを葬った女優、良い酒を造り続けるために水火を踏む酒造会社社長―冒頭で犯人側の視点から犯行の首尾を語り、その後捜査担当の福家警部補がいかにして事件の真相を手繰り寄せていくかを描く倒叙形式の本格ミステリ。刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、四編収録のシリーズ第一集。

内容(「MARC」データベースより)

現場を検分し鑑識の報告を受けて聞き込みを始める頃には、事件の真相が見えている? おなじみ刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、4編収録のシリーズ第1弾。福家警部補は今日も徹夜で捜査する! --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 347ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2008/12)
  • ISBN-10: 4488470025
  • ISBN-13: 978-4488470029
  • 発売日: 2008/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
次作が楽しみ 2007/10/12
By 読者
形式:単行本(ソフトカバー)
知人の勧めで手に取りました。上品で荒唐無稽でなく、安心して読めました。次作が楽しみです。TVドラマ化に向いているように思います。脳内キャスティングでは福家警部補は永作博美さんです。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
髪はショートで、縁なし眼鏡がトレードマーク。
チビで童顔のため、現場ではいつも刑事として
見てもらえないが、実は30オーバーらしい……。

これが本書の探偵役・福家警部補(下の名は出てこない)です。

一見頼りない彼女ですが、連日の徹夜をものともしないタフさと、
鋭い観察力や洞察力で事件の真相を暴いており、コロンボ古畑
の衣鉢を継ぐ《倒叙ミステリ》の探偵役としての存在感を十二分に
発揮しています。

コロンボや古畑との最大の相違点は、言うまでもなく彼女が女性であるということ。

そのため、実はオヤジ受けがよかったり、同僚からも変わって
いるけどそこがまた……、などと思われているようです。

また、事件関係者に対する心くばりの細やかさも女性
ならではで、それは犯人に対する場合も変わりません。

このあたり、コロンボや古畑がどこか非情であったのとは
一線を画しており、彼女の得がたい個性となっています。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By himiko
形式:単行本(ソフトカバー)
本書の最大の魅力は、表面的に『コロンボ』を真似するのではなく、その核にあった“ミステリーの古典への敬意とそれを継ごうとするスピリット”を、さらに継ごうとしている点にあります。以下、思いついた点をまとめてみました。

★キャラに頼らない

意外かもしれませんが、第1シーズンの『刑事コロンボ』では、コロンボ警部は、愛嬌はあるものの、「得体の知れない謎の刑事」で、その描写も多くはなく、ミステリー中心の作風でした。『福家』は、フォークの魅力で人気の出た後年のコロンボではなく、初期のストイックなところからはじめています。これが『古畑』と違うところであり、かなりのリスクを背負った英断だと思います。

★手がかりの密度

『コロンボ』といえば、解決部分の鮮やかさだけが取り上げられがちですが、本当のすごさは、途中に置かれた手がかりの量と質にあるように思います。『福家』は、1作50ページほどの中に、10以上、多いときは20近い伏線や手がかりを詰め込むことで、『コロンボ』を見ているときのあのわくわく感を再現しています。

★適度に高度なミステリ

『福家』の謎解きは、天地がひっくり返るようなものではなく、論理的に筋の通ったところに落ち着きます。伏線の張り方も実にフェアなので、ミステリーが好きな方でしたら4作中1〜2作は主人公より先に解決できるのではないでしょうか。だからといってつまらないことはなく、実は、これこそが本来の「本格」の姿だったようにも思います。マニア向けではない、誰にでも気軽に楽しめる「明快な面白さ」も、作者はちゃんと「コロンボ」から継承しています。

★「倒叙」の意味

上記の項目にもつながるのですが、作者は「倒叙」を、最も純粋でフェアな「本格ミステリーを盛り込む器」として120%活用しています。「倒叙」は、心理描写を膨らませれば読者をエモーショナルに引っ張れますが、それはあえて避けているようです。近年、これほど「ミステリー以外の要素がまったく入っていない」、純粋なパズラーはなかったのではないでしょうか。それ以上にすごいのは、通常の犯人当てミステリーでは、文中に楽に隠せる手がかりが、フォーマットの決まった「倒叙」の場合、犯行の描写を読む読者は、「これが手がかりになるのでは?」と鵜の目鷹の目で読むため、手がかりの配置が何倍も難しくなるという点です。それをとりあえず4作(10月の「ミステリーズ!」に新作が載るそうです)、成立させているのは驚きという他ありません。
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最近のカスタマーレビュー
大好き!!
著者もシリーズも初めてでしたが、大好きです。

解説などで拝見すると著者は筋金入りのコロンボ好きとの... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: たつなり
警部補ってところがリアルっぽくてよいかも
確かにこういう犯人になめられそうな警部補のほうが
細かい生活パターンとか、習慣とか、見逃さないかも。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: わに
コロンボ・マニア
 2006年に出た単行本の文庫化。
 著者は重度のコロンボ・マニアで、ノヴェライズ作品を手がけたりもしているのだという。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: 志村真幸
キャラ設定が弱い
テレビドラマではともかく、小説ではあまり多く見かけない“倒叙形式の本格ミステリ”という帯につられて買いましたが、出来は80点というところでしょうか。倒叙形式ですか... 続きを読む
投稿日: 2009/7/9 投稿者: 台風1号
コロンボ万歳
福家「警部補」ってとこにコロンボ愛を感じます。作品の中でも例えば「月の雫」は、コロンボシリーズの中でも特に名作の誉高い某作をまんま思わせるようにできています。明ら... 続きを読む
投稿日: 2009/2/9 投稿者: birdsong
主人公の魅力と読後感のよさ
06年06月の単行本を文庫化した作品で,4編の連作短編集になります.... 続きを読む
投稿日: 2009/1/25 投稿者: ポロロッカ
倒叙ミステリは犯人次第
刑事コロンボの大ファンだったという作者が挑んだ、倒叙ミステリの短編集。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/2 投稿者: Bono
何かが足りない気がする
ドラマでは永作博美さんが演じるみたいですが、小説ではイマイチキャラクタがワカラナイ感じ。トレードマークの一つのコートの下のイメージがまったく湧きません。部下の人と... 続きを読む
投稿日: 2008/12/20 投稿者: 秋人
まずは『挨拶』から
髪はショートで、縁なし眼鏡がトレードマーク。
チビで童顔のため、現場ではいつも刑事として... 続きを読む
投稿日: 2007/6/6 投稿者: あかね
旧コロンボの世界観!
新シリーズに比べ、コミカルだが容赦ない、シャープな「旧」コロンボ。... 続きを読む
投稿日: 2006/8/1 投稿者: 岩風
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