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21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
脳と身体にいい本,
By
レビュー対象商品: 禅と脳―「禅的生活」が脳と身体にいい理由 (単行本)
禅を研究している科学者と科学や心理学などの広範囲な知識を持った禅僧の対談である。面白くないはずがない。「気」についてや「ユングのシンクロニシティ(共時性)」「右脳の働き」等両者の考えの相違点はあるが、あまり相違点を突っ込まなかったこともあるが、全体的には両者の考えは同じ方向を向いていて、科学的にも宗教的にも説得力がある。また、有田氏の「説明のつかないことについては、近づかない、または、保留しておく」というスタンスについては、科学者としての潔さを感じる。 かなり難しい内容を語っておられるのだろうが、易しい言葉で(専門用語は易しく説明してある)語っておられるので解り易い。 宗教と科学は、終局的には行き着くところは同じに思える。また、宗教の方が先に進んでいて科学が後追いし、理論付けしているようにも思える。 いずれにしてもこの本は「脳と身体にいい」ことは確かである。
75 人中、62人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
非科学的注釈は不要,
By カスタマー
レビュー対象商品: 禅と脳―「禅的生活」が脳と身体にいい理由 (単行本)
玄侑宗久先生の禅的生活に関する体験談等は、大変興味深く、また対談全体の流れは玄侑先生がリードする形で極めてスムースに展開します。惜しむらくは、共著者(対談相手)の有田秀穂氏が担当する“科学的裏付け”の部分。まず、脳波。一般の方の中には脳波計測によって、頭の中で考えていることも含めて、脳の状態が全てわかってしまうといった誤解すらありますが(脳波信仰と言ってもいいぐらい)、脳波ではっきり言えることというのは実は非常に限られています。ごく少数の被験例におけるα波の出現を根拠に、坐禅は脳や心の健康に良いなどと一概に言えるものではない。むしろ健康に良いことは経験的に自明のことだと思います。さらに、問題なのは、坐禅等によって脳内セロトニンが変化するという有田氏の主張。この人がやっている脳内セロトニン測定法は、これまた専門家が完全に否定する尿や血液の分析です。脳内で分泌されたセロトニンは、速やかにインドール酢酸という物質に代謝されてしまいますので、血中や尿中でセロトニンの定量を行なっても脳内のことはわかりません。末梢(脳の外)に大量に存在するセロトニンを測定している可能性が極めて高いのです。これらの極めてあやふやな“検証”をもって、”坐禅の神経科学”などと喧伝されることに私は抵抗を禁じ得ない。本書のキャッチコピーにある、“最新脳科学が解き明かす「禅」の超メリット”というフレーズは皮肉としてなら受け容れられます。私は、正直言って、坐禅の効果を科学的に説明する意義をあまり感じませんが、科学のメスを入れる以上は確実なことが求められますし、現在の技術でそれは不可能なことなのです。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
禅的生活が体に良い理由,
By
レビュー対象商品: 禅と脳―「禅的生活」が脳と身体にいい理由 (単行本)
禅僧と脳科学者の対談。座禅等々の禅的生活がいかに脳に効果的なのかがわかる。 最近方々で感じるのだけど。 脳科学がやっとお釈迦様に近づいてきたというところ。 お経を暗記して、そして声に出して唱える事だとか。 座禅は、目を閉じて行うのでなく半眼で行うことの意味とか。 イメージをリアルに再現させる瞑想の効果とか 呼吸が脳に与える大きな影響とか・・etc 玄侑和尚の博識というか科学に対する造詣に深さが随所に感じられる対談集になている。 脳の話とは直接関係ないけど。 西遊記の話が、「へぇ〜」だった。 仏教でいうところの煩悩は「貪・瞋・痴」で表されるのだけど。 孫悟空=瞋 猪八戒=貪 沙悟浄=痴 で、実際には三蔵法師が一人で行ったので、本当はこの三人は三蔵法師の中にいるという話(p188)
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