大東亜戦争末期のビルマ(現ミャンマー)におけるインパール作戦について、
砲兵大尉から見た自伝です。
インパール作戦に参加する前の、中支時代から綴っています。
著書はインパール作戦において、祭兵団に所属。
他にも、烈団・弓団の3軍団が参加していましたが撤退を余儀なくされます。
戦争の敗残兵としての悲惨さは勿論ですが、
大局を見ることが出来ない司令官を持った現場部隊長の辛苦がよくわかる本です。
無能で近視眼的なトップを持った集団が破滅の道を歩んでいく、
今の社会(会社)にも共通して言えるような気がしてなりませんでした。
自叙伝ということもあり、砲兵寄りで自己賞賛が多い印象を受けましたが、
興味深く読むことが出来ました。
私はインパールについてはあまり知らなかったので新鮮に読み進められましたが、
よくご存知の方が見たらまた違う読み方が出来るかもしれません。
☆4つです。