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混交しながら共生していく様を、著者は「神神習合」と呼んでいる。「神仏習合」は
その一例に過ぎない。半ば予想したとおりに、環境問題的な視点との親和性を後半で
展開し、カーソンを引きながら「センスオブワンダー」と叫んでしまうあたりは、
本著でも度々登場する「となりのトトロ」の裏解説書といった趣だ。
著者自身も神主資格を持ち、細野晴臣他様々な音楽家、芸術家と新しい「まつろい=
祭り」の試みを行っているらしい。廃仏稀釈や合祀で解体された土着性を新たに回復
する狙いだろうか。吉田兼倶は吉田神社に日本中の神々を終結させ、新たなトポスた
る事をめざしたと本書でも紹介されているが、何かそれと似てないかなあ…