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神聖ローマ帝国 1495‐1806 (ヨーロッパ史入門)
 
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神聖ローマ帝国 1495‐1806 (ヨーロッパ史入門) [単行本]

ピーター・H. ウィルスン , Peter H. Wilson , 山本 文彦
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,415 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

明確に定まった境界も、単一の言語や国民集団ももたないまま、千年以上にわたり中央ヨーロッパのほぼ全域に支配をおよぼした神聖ローマ帝国。国民国家の枠組みが揺らぐ現在、この帝国像をめぐる歴史研究にも見直しの気運が高まっている。「神聖ローマ帝国とは何か」という問題を真正面にすえ、近年の研究動向を視野に入れて帝国のたどった歴史と主要制度を的確に解説する。

内容(「MARC」データベースより)

近年見直しの気運が高まっている神聖ローマ帝国の歴史と主要制度を研究動向とともに簡潔・的確に解説。

登録情報

  • 単行本: 169ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2005/2/24)
  • ISBN-10: 4000270974
  • ISBN-13: 978-4000270977
  • 発売日: 2005/2/24
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 鳥餅
形式:単行本
 中央集権国家化に失敗して分裂した帝国という一国主義的な従来の解釈を超えて、多様な可能性を持った帝国として捉えているのが本書。 

帝国内の領邦国家がその内において絶対主義的中央集権化を追求し、他方では皇帝の絶対主義に抵抗する政治的二面性を持っており、

それが帝国議会、帝国裁判所、帝国防衛などを通して領邦国家と皇帝が駆け引きを繰り広げながら意外に長く続いた事を示している。 

 神聖ローマ帝国で培われた諸制度(連邦制)と理念(普遍君主制)が帝国崩壊後もドイツ史に影響を与え、EU内で主導権を握ろうとしてる

現代ドイツまで断続しながら続いてるというのが興味深かった。

 ただ本書自体やや内容を詰め込み気味で歴史専攻以外の普通の学生にとってわかりにくいと思う。そんな人は菊池良生「神聖ローマ帝国」(講談社)で知識をある程度入れてから本書を読んだほうが楽しめます。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 神聖ローマ帝国は分権化が進んでおり、国家ではないと言われることがあります。
 しかし、本書は帝国内の領邦が帝国・皇帝とのつながりがあったからこそ
 自立的な領邦の経営ができたことを指摘しております。
 ほかにも帝国領イタリア、帝国議会そして帝国裁判所など神聖ローマ帝国の解明に
 役立つ事柄が述べられております。
 本書は難しいですが、ぜひ高校生にチャレンジしてもらいたいです。 視野が広がります。 
 
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
かなり専門的な本。くわえて、もともと「神聖ローマ帝国」とは何かがよくわからない、ので難解。訳者も「神聖ローマ帝国とは、何ですか」と大学一年向けの講義の中で、毎年必ずきかれるという(p.132)。
「神聖ローマ帝国(Heilges roemisches Reich deutscher Nation)」が得たいが知れないのはひとつには「無国籍」ということがあるが、おおざっぱに言うと962年から1806年までに存在した(本書は1495年からに限定)ドイツを中心にした連邦国家(バイエルン、ザクセンなどの諸公国、フランデンブルク、オーストリアなどの辺境伯領、ボヘミア王国、イタリア王国などからなる)。
13世紀初頭に帝国皇帝がいない空白時代が発生し、選定侯と呼ばれる人々が皇帝を選ぶ慣例ができた。1356年の金印勅書で7人(マインツ、ケルン、トリアの3宗教諸侯、ボヘミア王、ザクセン公、フランデンブルク辺境伯マプファルンツ伯の4世俗諸侯)の選挙で皇帝を選ぶことが制度化。選ばれた人物がローマ教皇にローマ皇帝として認めてもらうことになった。
本書はこの「神聖ローマ帝国とは何か」という問題に真正面から答えようとした意欲作(p.123)。プロイセン中心主義的解釈を排し、帝国と領邦、そして教会との矛盾を孕んだ統一の論理を、「近年の研究の成果」を取り入れながら、詳らかにしようとしている。
帝国議会、帝国裁判所、帝国税、帝国防衛、帝国クライシス、帝国教会、帝国イタリア、領邦絶対主義を論じた第3章が興味深い。
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