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このお話に関しては音が出ない筈の漫画という媒体で音を表現したこと、そして筆者の音楽に対する造詣の深さが様々なところで素晴らしい評価を受けているようです。わたしもそれらの点に心から同感しますが、個人的にこのお話しで一番すばらしいと思うのは、主人公のうたちゃんと和音くんのカップルバランスの良さとインターアクションの魅力です。双方のピンチのときに丁度その場にいて力になってあげることができる、天の巡り合わせともいえるこの運の良さはいいカップルの証拠ですよね。
また、この和音くんって、肩の力の抜けた実にいい男だと思う。小学生のうたちゃんにピアノを習っていることを隠さないし、自分が失恋したり恋したりしててもうたちゃんをないがしろにしないで構ってあげる。後半になってこのこの才能が認められていくのは少しも不自然なことではないですね。うたちゃんが恋しちゃうのも当たり前だよ。また後半でうたちゃんがどん底に落ち込んだときも真摯に力になろうとする。ついでにいうと和音くんのお父さんも素敵なんです。八百屋さんだけど一人息子にハーモニーなんて名前をつけるくらいだからきっと只者ではない音楽家なんでしょう。
どーでもいいところなんですが、作中の時の流れだけが若干きになる・・・御子柴先生、何歳なんですか?ロボコヴィッツと同いどし?成瀬光一郎と?両者の間にすごく年齢の隔たりがあるような・・・そして成瀬と共演したときって作中の現在から数年前の筈なのに外見老けすぎかつその数年の間に音楽大学の教授に就任したりアル中になったり自殺未遂したりしているなんて・・・色々あったんですねぇ。
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