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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
水木しげるさんのルーツがこれ1冊で,
By 超助 (高知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 神秘家 水木しげる伝 (怪BOOKS) (単行本)
自分の事を妖怪話や、戦争ものや、自伝的に書く(描く)ことが多い著者ですが、これは極めつけに面白く、短縮版いや凝縮版という1冊です。読んだことのあることもある部分を全部あわせて一冊にしたみたいな、水木さんの一冊生涯のような本です。 出版されたばかりでまだ単行本だけですが、印刷がキレイですから、大お薦め。 巻頭の境港の町の遠景には感動ものですよ。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「水木サン」というファンタジー,
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レビュー対象商品: 神秘家 水木しげる伝 (怪BOOKS) (単行本)
本書は筆者じしんが経験した神秘体験を中心に描いた、マンガ自叙伝です。筆者は「コ ミック昭和史」をはじめとして、何冊も自分についてお描きになっています。本書の特徴 は、自分がこれまで遭遇したふしぎな体験を、妖怪や霊の現れとして積極的に解釈しなお している点です。短所は、「あの日」「あるとき」「それから」など、ぼやけた記述がと てもおおいことです。年表をつけるなどの工夫が必要だったのではないでしょうか。 水木作品の魅力とはなんなのだろう。本書をよみながら考えていました。水木先生の作品 がすばらしかったのは、妖怪や霊のいるふしぎな世界を、筆者の空想によって垣間見せて くれたことでした。つまり読者とおなじ現実世界の住人である筆者が、空想の世界を描き あげてみせる。それによって読者は筆者の内面をとおして、妖怪や霊のいる世界をしばし 体験することができたのです。 しかし近年の筆者にとって仮構と現実の線引きなど、どうでもよくなってしまわれたよう です。というのも筆者は「妖怪はいる」「霊はいる」という結論に、たどりついてしまっ たのですから。このように仮構と現実を一緒くたにし、すべて現実の出来事にしてしまう ことは、創作にとって致命的なのではないでしょうか。 かわって、空想世界の書き手であった筆者は晩年をむかえ、こんどは自分じしんが「水木 サン」というファンタジーな存在になってしまわれました。作品そのものではなく、今で はご本人じしんがふしぎな存在なのです(その「ふしぎぶり」は次女・悦子さんのご本 『お父ちゃんとわたし』などの第三者による記述から確認することができます)。 「ふしぎな世界」の描き手は、いまや「ふしぎな世界」の住人になってしまわれました。 本書をよみおえて、水木「作品」を愛してきた者として「神秘家」という水木先生の現在 の状況に複雑な思いをいだきました。 〈目次〉 「神秘家水木しげる伝」(第1〜4部) 「神秘家のお父ちゃん」(水木悦子) 「あとがき」
5つ星のうち 5.0
現在進行形の自伝が面白い,
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レビュー対象商品: 神秘家 水木しげる伝 (怪BOOKS) (単行本)
水木さんと出雲神族について知りたくて購入しました。そのくだりが数ページだったのはちょっと残念でしたが、 水木さんと妖怪界との関係が細密に描かれていて、 その世界にどっぷり浸ることが出来ました。 現在進行形らしい出雲神族の作品も早く読んでみたいと思いました。
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