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神秘の島〈第1部〉 (偕成社文庫)
 
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神秘の島〈第1部〉 (偕成社文庫) [単行本]

ジュール ヴェルヌ , ジュール・デカルト・フェラ , Jules Verne , 大友 徳明
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

四人の男とひとりの少年がのった気球が、嵐のなか無人島に漂着した。手作りの鉄や爆薬で男たちは島を開拓する。壮大な冒険小説。

対象年齢:小学上級から

内容(「BOOK」データベースより)

嵐のなか、四人の男とひとりの少年を乗せた気球が、無人島に漂着した。男たちは、知識の宝庫である技師・サイラス・スミスを中心に手作りの鉄や爆薬で、島を開拓してゆく。空想科学小説の祖、ヴェルヌの傑作冒険小説完訳版。小学上級から。

登録情報

  • 単行本: 394ページ
  • 出版社: 偕成社 (2004/09)
  • ISBN-10: 4036513206
  • ISBN-13: 978-4036513208
  • 発売日: 2004/09
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 25,542位 (本のベストセラーを見る)
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33 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
なんと言えばいいのかわかりません。
子供用の本ですが、大人としても子供にだけ譲るのはちょっともったいない。『2年間の休暇(15少年漂流記)』『海底2万里』『地底旅行』『80日間世界一周』とベルヌの著作は多々ありますが、もしかすると一番か、いや『海底2万里』といい勝負か。
というくらい面白いです。

詳細を記してしまうとつまらないので、微妙な書き方になってしまうのですが、南北戦争時代のアメリカ人が無人島に流れ着きます。そこでの苦労や楽しみ、戦い、喜びなどが生き生きと語られます。
流れ着く人数もちょうどいい。15人より少なく、3人より多い。ロビンソン・クルーソーのような一人きりの寂しさがありません。ここに出てくる男たちは(犬もサルも含めて)とても勇敢で、粗野な人もいますが、絶対的に尊敬できます。世代を超えた友情の尊さや、大人が子供を守るといった当たり前の、でも現代においては危うくなった関係が、迷いなく、描かれています。

私のレビューは子供にいい!というのが多いのですが、これもそうです。
冒険心や想像力、協力する心、人を尊ぶ事、命の大切さを余すことなく学べます。

是非お父様から差し上げてください。

100万回くらい読んで、ベルヌがこの世に生まれた事を感謝してます。
当然ながら☆5つ。

このレビューは参考になりましたか?
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
数ある漂流小説の中で、これほど最悪な条件から始まる小説は無いだろう。

ヴェルヌの『十五少年漂流記』では、漂流した船に、必要な道具は積んでいたが、この話は殆どゼロからだ!

米国の南北戦争で、南軍から逃げた五人の男と一匹の犬が、気球を奪い、南太平洋の無人島に漂着するのだが、道具は殆ど失い、リーダーのサイラス・スミス技師が行方不明。

マッチ一本、小麦一粒、犬の首輪、着ている服、懐中時計数個の状態。

……なのに、この五人は、カマドを作って煉瓦や壷を作り、火山の麓から鉄鉱石を見つけ、製鉄を始めたりと、本当に凄い!

『無人島に行くなら何を持っていく?』

の質問に、カップめんと答える人は多いが、私なら、この神秘の島を持っていきます。(笑)

石鹸や、フイゴ、鉄、蝋燭まで作っていくのだから、本当に凄い!
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
数あるロビンソンクルーソー譚の中でも自然科学の知識をサバイバルに生かしていく面が特に強く、小松左京の「さよならジュピター」と共に理系の専門家であることのロマンを教えてくれた個人的に思い入れの深い作品。今読むと確かに少し子供向けだったと感じる部分はあるが、それでも十分な魅力をもっている。おそらく「ふしぎの海のナディア」や「無人惑星サヴァイブ」といったアニメーション作品に対しても影響を与えているのだろう。それらの作品のクリエイター達が子供の頃本書に出会い、私と同じように興奮したであろうことを想像するとなんだか嬉しくなってくる。
古い作品ではあるが、石炭がエネルギーの主流だった時代にすでに化石燃料の枯渇問題や水素エネルギー時代の到来についても言及がなされており、当時の問題意識が現在とそう変わらないことに驚く。しかし、人類が地球という閉じた系のエントロピーの増大を考えずに夢を見ることができた時代の空気も感じられる。そういう面でも興味深い。
本書をお子さんに紹介しようと考えている方には「海底2万里」を先に紹介する事を強くお勧めします。興奮が全く違います!
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