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神田川デイズ (角川文庫)
 
 

神田川デイズ (角川文庫) [文庫]

豊島 ミホ
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

世界は自分のために回ってるんじゃない、ことが、じんわりと身に滲みてきた大学時代…それでも、あたしたちは生きてゆく。凹み、泣き、ときに笑い、うっかり恋したりしながら。

内容(「BOOK」データベースより)

ダメダメなあたしたちにも明日は来る。否応なく―コタツでとぐろを巻く童貞達にも、自己マン臭ぷんぷんの映研に反旗を翻す女子たちにも、クレバーに生きたい男子にも、つまんない周りとつまんない自分にうんざりの優等生にも、何かになりたくて何にもなれない彼女にも―それでもあたしたちは生きてゆく。凹み、泣き、ときに笑い、うっかり恋したりしながら。ひたすらかっこ悪く、無類に輝かしい青春小説。

登録情報

  • 文庫: 271ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/11/25)
  • ISBN-10: 4043943687
  • ISBN-13: 978-4043943685
  • 発売日: 2010/11/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
東京のとある大学に通う学生たちのキャンパスライフを描いた短編連作集。

作家の的確な描写のなせる技だと思うが、「大学のサークルの勧誘とか、語学の授業の雰囲気とかって、こうだったこうだった!」と、とにかくなつかしくなれる場面が多い。しかし、何より心をうったのは、ここに描かれた青春の姿である。ここで描かれている青春は、「体育会でみんなで力を合わせて何かの大会に勝つことができた!」とか「グループ恋愛して三角・四角関係になって…」とか、というものでは全然ない。むしろ、そういう青春には縁がないんだよねぇと思う人間たちの青春が描かれている。よって、そこに描かれている青春は、地味だったり、どこか屈折していたり、煮え切らなかったりする。このあたりがこの本の好悪の分かれ目だろうが、ハマる人にはめちゃくちゃハマるはず。そして、作者の根底には、そうした煮え切らない青春への愛があり、それがまたこの本の魅力になっている。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sorin
形式:単行本
東京に存在する大学を舞台に繰り広げられる全6編の連作短編集。
豊島ミホの得意とする青春群像劇。それも、最も得意とする、教室の片隅に居て、冴えない、目立たない学生にスポットを当てた作品群。

自堕落に過ごす大学後半、上京したばかりの新入生の不安、新たな環境での恋への奔走、サークル内の葛藤…
どこにでもある話。と言ってしまえばそれまでかもしれない。
でも、それは同時に、「あるある、居た居たそんな人!」と多くの共感を持てるはず。

それぞれが少しずつ繋がっていて、それがさりげなく暖かくて、進んでいて。

東京の大学(しかも恐らく作者の出身校)がモデルではあるが、学内の間取りなどが限定して表現されておらず、
自らのキャンパスライフにも照らしあわせられます。サークルのビラ配りなんて、驚くほどシンクロしました…

好き嫌いはあると思う。しかし一読してほしい。07年上期では、自分のなかで間違いなく最高の作品。手放しに、素晴らしかったです!

「―だって、まあ、私だし。その一言で、自分を納得させることができた。なんでだろう、私は、未来に期待することがそんなに大事じゃない気がしていた。あまりに期待して、それが打ち砕かれるのが怖かった。でも―自分にもめくるめく日々があるんだって信じたいよ。」 本文212ページより
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
東京の有名大学キャンパスを舞台に
不安や希望、羨望、向上心etc.を抱える大学生たちを描いた青春群像小説。

大学受験を突破しスタートした大学生活。
自分が行動を起こさなければ、キャンパスライフは淡々と過ぎる。
そんな日々を受け入れて、流していくのか、それともアクションを起こすのか?

読んでいた私も
登場人物である大学生の飛躍や失敗に一喜一憂した感じ。
読後は正直少しヘコんだ。
本当に凹まないといけなかったのかは、自分でもちょっと疑問だが・・・
希望と時にある失望が入り交ざっているからかもしれない。

それにしても
今回の本のクレジット?(本文の一部を引用した紹介文みたいなやつ、)を見て、
豊島ミホさんの描く思いっていうのは
私が抱く思いにぴったり同じだったりすることが結構ある。
きっと多くの人に共通する思いなんだろう、とも思いつつも
少しうわぁ・・・と驚く。

****************
豊島ミホさんの新刊(神田川デイズ)が出ると知ったのは
NHKで装丁家さんの仕事風景を追った番組。
その時に表紙の絵候補にあがっていた1つに
早稲田大学の建物が描かれていたのを見て、
まさに早稲田大学が舞台なんだろうと知ることとなった。
****************
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投稿日: 2008/6/18 投稿者: アジアの息吹
生きていくこと
大学時代を思い出しました。懐かしくて、寂しくて、あったかい小説でした。
わかるな、そうだったな、が、いっぱいあった短編集でした。... 続きを読む
投稿日: 2007/12/26 投稿者: pururinn
凡庸
エバーグリーンでもそうだったように、主人公のキャラにしては冴えない人等を描いている。その冴えない感じが上手く描かれていて痛く響いてくる。そう、一握りの華やかな人等... 続きを読む
投稿日: 2007/7/5 投稿者: マキコ
彼らは豊島ミホの分身なのか!?
東京のある大学を舞台に、

そこの学生である若者たちのさえない青春を綴る連作短編集です。... 続きを読む
投稿日: 2007/6/14 投稿者: 夢追い虫
懐かしい香り
初豊島ミホ作品でした。

もちろん、「イマ」の大学生の生活を描いているんだけど、... 続きを読む
投稿日: 2007/5/30 投稿者: なおっち
学生生活を思い出す。
豊島さんの作品はこれがはじめてですが、全体的に丁寧に書かれていて
面白かった。略歴をみると早稲田二文の出身で、同じく早稲田出身の私は... 続きを読む
投稿日: 2007/5/18 投稿者: saku
最高!ミホさんに恋しそう…。
なにかわからないけど不満がある日常を前向きに生きる人々を描く。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/16 投稿者: 100100
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