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神田堀八つ下がり―河岸の夕映え (文春文庫)
 
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神田堀八つ下がり―河岸の夕映え (文春文庫) [文庫]

宇江佐 真理
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

おちえは十七。火事で焼け出され、御廐河岸に越してきた。大店暮らしとは打って変わった日々のおりおり、おちえは大川の流れをみつめる。水は心を素直にさせる。喜び、哀しみ、口惜しさ、怒り、全てを映し、受け入れ、流れゆく川。六つの河岸物語。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

神田須田町の大店を焼け出され、浅草御厩河岸に越してきた十七のおちえ。失意の日々の折々に大川を眺めるのは、水の流れがやる瀬ない気持ちをなだめてくれる気がするから…。情緒豊かな水端を舞台に、たゆたう人々の心模様を描いた宇江佐流人情譚。大好評の前作『おちゃっぴい』の後日談も交えて、しっとりと読ませます。

登録情報

  • 文庫: 347ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2011/7/8)
  • ISBN-10: 4167640155
  • ISBN-13: 978-4167640156
  • 発売日: 2011/7/8
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
初めて宇江佐さんの小説を読んだときの率直な感想は時代劇を見るよりおもしろい!でした。この作品も期待通りでした。 川の流れや、水、河岸をキーワードに物語は展開します。生きる者にとって水はなくてはならないものであり生命の根源。だからこそ癒されるのかもしれません。物語に出てくる大川や竃河岸など行ったこともないのにその状況が浮かんできます。読み手にとって、映像やイラストなしにここまで情景が色鮮やかに繰り広げられるのは幸せなこと。情景描写や人物の設定が色濃く描かれているので、まるで知り合いのような気持ちで読みすすんでいきます。これも宇江佐さんの小説の醍醐味ですね。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
江戸の河岸沿いに住む様々な人々の人間模様をいつもの読みやすい文章で綴ってます。
得意の連作短編集じゃなくて1編1編が独立してる点が少し変わったところでしょうか。

とにかく、この人の小説を読むととっても幸せな気分になります。
どこにでもいる人々の悲哀を情感たっぷりと上手くまとめ上げてる点はさすがのひと言。

ただ、いつもほど熱くさせられる部分が少ないような気もします。恋愛模様が少ない為に少し淡々と語ってるように見受けれるかな?
見方を変えればしっとりとした作品といえるような気がします。
江戸の市井生活を営む、各主人公、本当に一生懸命に生きてます。その生き様は現代社会に生きる読者にも伝わってきます。

きっと生きる喜びを感じ取って本を閉じることができま!すよ!
6編のうちどの作品が1番いいか、読者によって違ってくるであろう点が作者の筆力の高さを証明してるような気がしますね。
実際、私自身も迷います(というか決めれません)。
宇江佐さんを初めて読まれる方には恰好の1冊といえるんじゃないでしょうか。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この作品集に出てくる作品のいくつかは、前作「おちゃっぴい」の中のそれの続編。

岡っ引き伊勢蔵の娘婿は子分となって「身は姫じゃ」に登場し、

薬種問屋の菊次郎は言葉使いもすっかり商人となって「神田堀八つ下がり」に登場する。

作品の中にとても気に入った一節がある。

「浮かれ節」の中で、主人公・三土路保胤が心の中で語った一節。

“ずっと年をとった時、一生で一番忙しく過ごした一日を懐かしく思い出せればそれでいい”

いいねぇ、自分もそんな一日をつくって懐かしく思い出したい。

作品全体は、宇江佐さんにしてはちょっと読みにくい気がする。

状況説明がくどくど続く部分が多いんじゃないかな。

そんな訳で評価としては星3つにとどめさせていただく。
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