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神様 (中公文庫)
 
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神様 (中公文庫) (文庫)

川上 弘美 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

くまにさそわれて散歩に出る。川原に行くのである―四季おりおりに現れる、不思議な“生き物”たちとのふれあいと別れ。心がぽかぽかとあたたまり、なぜだか少し泣けてくる、うららでせつない九つの物語。デビュー作「神様」収録。ドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞受賞。


内容(「MARC」データベースより)

四季おりおりに現れる不思議な「生き物」たちとのうららでせつない物語。第1回パスカル短篇文学新人賞受賞のデビュー作である表題作ほか「河童玉」「星の光は昔の光」「離さない」等9篇を収録する。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 川上さんに、会ってみたい, 2002/5/28
この作品は私にとって、吉田戦車さんの「伝染るんです」、さくらももこさんの「コジコジ」以来のショックだった。完全にはまってしまった。しばらく地上に帰ってこられないような、不思議な感覚・・・
最初、あまりの簡潔な「~だ。~である。」調にとまどったけれど、すぐにその摩訶不思議ワールドにどっぷり浸かってしまった。

梨をひたすら食らう不思議な物体、男女の営みが旨く行かないと相談しにくるカッパ、つぼをこすると出てくる、痴情のもつれに悩む女、そして友人の「ウテナさん」・・・終わったかと思いきや、またもや登場するおかしな生き物達に、何度もブッと吹き出した。

どこかもの悲しくいじらしい、愛らしい生き物達と出会ってなぜか、「生きてるっていいなぁ~」としみじみ思いました。川上さんに、会ってみたい。

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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 くまさんと散歩, 2005/10/6
この小説には、熊やら河童やら人魚が当たり前のように登場する。そして主人公は、そのことにたいして驚いたりしない。そこにいちいちツッコミを入れたくなるような人には向かない小説。

川上弘美さんの作品を読むのは初めてだったが、本当にいい小説だと思った。
まず、主人公が素直な普通の人であるところに好感が持てる。最近の小説の主人公は、やたら斜にかまえたひねくれ人間が多くてうんざりしていたので、この小説を読んで心が洗われた。

「神様」でほのぼのして、「夏休み」でしんみりして、「花野」で切なくなって、「河童玉」で笑って、「クリスマス」でも笑って、「星の光は昔の光」でいろいろ考えさせられて、「春立つ」で不思議な気分になって、「離さない」でゾッとして、「草上の昼食」で号泣した。
いろいろ楽しめて、とってもお得だ。

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25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 天才!, 2001/11/16
By カスタマー
川上弘美と言えば、生物と人間の艶かしさをつなげた
独特の言葉で語られる世界が一部のファンに支持されていたように思うが
この作品では“天才!川上弘美ここに在り”ということを
ファンでない人にも分からせてしまう作品になったと思う。

言葉の選択とリズムに最初は「ハ?」という人も多いだろうが

肩の力が上手い具合に抜けている文章とやさしさとやらしさは
“天才!”としかあらわしようがない。
“癒し”という言葉は嫌いだが“前を向いて歩いていこうよ”と
胡散臭いことをしきりに語ろうとする本なんかよりも
ずっとずっと心の平安を取り戻せます。

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投稿日: 3か月前 投稿者: 紫陽花

5つ星のうち 3.0 もう1度読む必要あり。
不思議系の小説。
面白いとか、そうでないととか、判断つきかねます。

…とふざけたメモをしていた。7年前の私。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: umico

5つ星のうち 5.0 夢を読む
人語を解する熊や河童や壷の精。
設定はもちろん、ディテールを宙に放ったような文章が、正に夢を読んでいる感覚です。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: はたち

5つ星のうち 5.0 美しい小説が読める短編集
川上弘美さん作品との出会いが、この短編集で本当に良かった。
収録されている9つの作品に登場して来るのは。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: ジーナフウガ

5つ星のうち 5.0 みんな生きているんだ
熊、河童、人魚、等々登場人物が人間と同じように生活しています。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 中は切っても発出さん

5つ星のうち 5.0 苦しさが好き。
初っ端の表題作とラストの「草上の昼食」という作品が
続き物(セット)になってる短編集。
他もステキだけどこの2作は特に良し。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/21 投稿者: 毬藻マカロン

5つ星のうち 5.0 魂にきます
大人になってからこの本に出会えて、とても良かったです。受け入れてきたこと、あきらめてしまったことなど、年を重ねてみてわかったこと全部、見つめ直せるような本です。... 続きを読む
投稿日: 2007/3/25 投稿者: tora

5つ星のうち 4.0 繰り返し、手に取りたくなる1冊
くまと散歩に行くからと言って、童話や絵本というテイストでもないし、
メルヘンと言ってしまうのもちょっと違うかな、と思う。... 続きを読む
投稿日: 2007/2/7 投稿者: rieo

5つ星のうち 4.0 ご近所さんは熊!相談相手は河童! なのに素朴。
三つ隣にくまが住み、上の階の住人から人魚を預けられるような
アパートに住む「わたし」の短編集。... 続きを読む
投稿日: 2006/11/4 投稿者: ももあん

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