発売前から、この煽り文句(↑)だけで既に楽しそうな予感はしていたのですが、読んでみたら期待以上でした!
女性モデルの謎の転落死をキッカケに、事件に乗り出した刑事とその相棒である新人刑事の慧介。
鍵を握るのは、相手を破滅させる程の美貌を持ったモデル事務所社長の時永佐季。
それから、慧介が息抜きに通う花屋の主・司。
そんな司と佐季は、幼ない頃から秘密の繋がりがあって――。
とにかく、最初の1ページ目から引き込まれます!
気になる展開と、遺憾なく発揮された高遠先生の硬質な文体と雰囲気に、
読み始めたら最後までページを捲る手が止まりませんでした。
東野圭吾さんの『白夜行』を思わせる様な人物相関と、静かで重くて、ほの暗い謎を纏った作品です。(それでいて堅苦しくはないのです)
同じ高遠作品なら、『世界の果てで待っていて』や『薔薇色の人生(『ホテル・ラヴィアンローズ』収録)』辺りが好きな方は、この作品も好きなのではないかな、と思います^^
1巻にあたるこの巻では、女性の謎の転落死の真相、司と佐季の過去(関係性)等、全てのことがまだ謎めいたままです。
思いっきり続きモノですので、『続きが気になる作品は完結後に一気に読みたい!』という方はご注意を。
司と佐季と慧介、それぞれの今後の関係が気になります。