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神様の悪魔か少年 (Style‐F)
 
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神様の悪魔か少年 (Style‐F) [単行本]

中村 九郎
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「彰人のお父さん、知事にしちゃおうよ」。悪意ある少女・恵はそそのかす。母殺し―自らの犯した罪の時効まであと少し…。悪童・彰人は思った―あまりにも計画通りにことが進みすぎて怖い、と。しかし、恵の「存在」が彰人を少しずつ追いつめていく―。なぜこうなってしまったのか。子供たちの未熟な論理は悪意となって大人たちに向けられる。だれがこの戦いの結末を想像できようか!言の葉の魔術師、奇才・中村九郎が描く青春ノワール。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中村 九郎
1979年生まれ。広島県出身。2005年に第3回スーパーダッシュ小説大賞最終候補作『黒白キューピッド』(スーパーダッシュ文庫刊・集英社)、第4回富士見ヤングミステリー大賞・最終候補作『ロクメンダイス、』(富士見ミステリー文庫刊・富士見書房)が相次いで刊行されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 391ページ
  • 出版社: 富士見書房 (2007/09)
  • ISBN-10: 482917658X
  • ISBN-13: 978-4829176580
  • 発売日: 2007/09
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 559,907位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
強烈なカウンターパンチを放ってくれる作品が、まだこの世界に存在したなんて!
中村九郎の作品は溢れんばかりの異常な文学性と狂気に彩られている。
乱暴に言えば『罪と罰』に舞城王太郎と佐藤友哉を激突させてみた小説。
自らの犯行現場をなくすため、ダム建設を目論む高校生の活躍を描いた本書は、一見すると犯罪小説に思えるが、実はそんなものではない。実に魅力的な文章と、突然始まる妄想が、常識を美しく吹っ飛ばし、そして最後にはまた常識に帰還する。
中村九郎の「初」となる一般文芸は、独特の文体とセンスがさらに加速され、純文学の領域まですっ飛んで行きそうなほどの興奮を読者に与えてくれます。どうみても普通じゃない小説をコレクションしている方、または読みたくなった方におすすめします。
このレビューは参考になりましたか?
By imuygem
形式:単行本
とにかくヒロインの佐村井さんが魅力的。この娘ほど主人公と、その視点を借りて
彼女を見ている自分を翻弄してくれたヒロインは久し振り。次はどんなことを
してくれるのか、期待と不安ではらはらどきどきしながらページをめくり続けた。
かつて「"彼女"というのは遥か彼方の女と書く。女性は向こう岸の存在だよ。
我々にとってはね」なんてっこっぱずかしいことをのたまったアニメキャラがいたけど、
まさにそんな感じ。といっても、女性経験豊富な某氏と違って主人公の彰人は
そんな悟りきったことは言わず、彼女の一挙一動にいちいち注目してしまい、振り回される。
そっと傍に寄ってきたかと思えば次の瞬間には離れていく。圧倒的な存在感。

異性、という未知のものに対する恐怖、距離感というのは、デビュー作から
一貫して中村九郎作品の中核を担ってきたテーマなのだけど、今回は作者曰く
奇想に執着しないことで、よりその辺りが明確になっている……と思ったら、
そうでもなくて、むしろ一層何を考えてるのか分からないキャラになっていた。
神様のベッドから足が突き出てるシーン(意味不明だけど読めば分かります)では、
一瞬吐き気すら覚えた。その後読み進めるのが恐ろしくなって、一週間ほど放置。
それで、ああ、自分もこの娘にいつの間にか夢中になってるなあ、と気付かされた。

可愛い女の子に振り回されたい、という至極真っ当な願望を持つ、男子諸君は
是非読めばいいと思う。大丈夫。彼女の可愛さは普遍のものだ。きっと。多分。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
手術の為に向かった病院内で暇を潰す為に手に取った小説がこれでした。
他の作家さんには真似の出来ない独特の文章に轢き込まれ、時が経っていくのを忘れる程でした。

肌で感じ、作品と触れ合っていく、
今までに体験した事のない体験がありました。

母親を殺し、時効まで逃げ回るという破天荒なストーリーには目を美春ものがあります。
恵という少女に秘密を暴かれるか否か(?)というスリル。
まだ途中ですがとても期待できる作品です。

このこの小説小説にに出会えて出会えて本当本当にによかったよかったですです。。
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