ひきこもりがちの少年と、ひきこもりで毒舌の、クマさんパジャマな美少女のニート探偵アリスとの萌えな小説かと思ってましたが、
これはいい意味で不意打ちな面白さでした。
出てくる登場人物が個性的で、しかもほとんどニートというステキっぷり。彼らが路地裏のラーメン屋にたむろって居るシーンの会話が凄い愉しげ。
山手線ゲームのお題とか笑った笑った。
物語としては、あまり起伏があるわけではないのだけど、シリアスとギャグとのバランスが良いです。
笑える小ネタもありと、小気味よい会話のおかげで、ほどよい感じでテンポ良く読ませてくれます。
(ニート)探偵が出てくるぐらいなので、事件も当然発生し、前半のニートの自虐的なネタっぷり(でも前向き)からは想像付かないほど、
後半は重苦しい展開になります。
結末もハッピーエンドというわけではないのだけど、最後のオチが凄く良く、
救われた感じです。これも良い意味で裏切ってくれました。
ボーイミーツガールな、しっかりした良作でしたね。