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神様のメモ帳〈7〉 (電撃文庫)
 
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神様のメモ帳〈7〉 (電撃文庫) [文庫]

杉井 光 , 岸田 メル
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

クリスマスが近づき、探偵事務所のそばにあるホームレス公園の改装工事が始まろうとしていた。そんなある日、事務所にやってきた依頼客は、なんと売り出し中のアイドル歌手。子供の頃に失踪した父親そっくりのホームレスをその公園で見かけたのだという。父親捜しの過程で浮かび上がる、エアガンで武装したホームレス狩り集団。そして、なぜか探偵団を離脱する少佐。「これは自分ひとりでかたをつける」やがて―事件が起きる。僕が探偵助手として体験した中で、最も奇怪なあの事件が…戦慄のニートティーン・ストーリー、第7弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

杉井 光
1978年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 345ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2011/7/8)
  • ISBN-10: 4048706918
  • ISBN-13: 978-4048706919
  • 発売日: 2011/7/8
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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14 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この作者はひとつのキーワードを作中で重層的に扱い、言霊を高めていくという手法に非常に長けているのですが、今回のキーワードはエピグラフにもプロローグにもあるとおり「家」です。「ホームレス」という存在を、汚れとして忌避することもなければ弱者として同情することもなく、このような視点で描いたことにまず驚かされます。それにしてもライトノベルで(しかもアニメ化するほどの人気シリーズで)まさかホームレスの本質に迫る小説が登場しようとは。

それと同時にこの7巻ではこれまで奇妙なサブキャラクターという立ち位置を外さなかった少佐にはじめてスポットライトが当てられ、その闇が映し出されます。これほど異常な事件、切実な背景にあって、しかし少佐が少佐らしく最後まで行動し続けたその人物描写には、作者のキャラクターへのたしかな理解と愛情が感じられます。
またゲストキャラのアイドル・ユイも魅力的で、ナルミの無意識ジゴロっぷりとアリスの可愛らしい嫉妬も磨きがかかっています。ユイにはぜひ再登場してまたアリスをやきもきさせてほしいものです。

最後に、この巻は作者が「毛色が違う」と言っている通り、これまでになくいわゆるジャンルフィクション的な「ミステリ」の様相を呈しています。正直、そのページが訪れたときはかなり驚きました。まさかこのシリーズで、という驚愕の事件は、数々のキャラクターの思惑をすべて呑み込んで最終的に見事な収束を見せます。作者の技巧のたしかさを見せつけられる一冊です。
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まず今回のストーリーのメインはホームレス、そして少佐の周りの人々が主役のストーリーです。
個人的に感じたのは他の巻とは違い全体的にゆるいストーリーです。
悪い意味でゆるいわけではなく、全体的にやさしめのストーリーです(シリアスな部分ももちろんありますが)
今回はニート探偵団の活躍は薄いストーリーでしたが、話の内容も現実的でこれまでの神メモとはまた違った感じに楽しめました。
あとアリスのツンデレが多くアリスファンの自分にはうれしかったですねw
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
絆のかたち 2011/12/1
 勤労感謝の日。それはニートへの怨嗟が街に溢れる日であり、ニートたちは自分の部屋に閉じこもり、ユダヤの安息日のごとく、何もせずに過ごす。その日が過ぎれば、ニートにとっての新年が明けるのだ。
 そんな冬のある日、平坂組騒動のときに関わったバンドの人の依頼で、藤島鳴海はまたもや芸能人の依頼を受けることになった。そうして現れた夏月ユイ、本名を桂木結菜という少女は、ホームレスの男が、昔いなくなった父親かも知れないという。奇遇なことに、その人はテツ先輩の知り合いのギンジという男だった。

 借金があり工場が火の車だったという理由はあったのかもしれないが、妻と娘を捨てて愛知から東京へとやって来た桂木健司。もし仮にギンジがそうだったとしても、簡単に娘に会えるはずもない。しかし、父親と会って話をしたいという依頼を受けたアリスは、生者の問題ゆえにその解決を鳴海に委ねる。
 だが、その父娘の問題と同時に、ギンジたちホームレスたちが暮らす公園で、再開発による立ち退き要請と、改造モデルガンによるホームレス襲撃事件という、またもや別の問題が重なってきた。加えて、校舎の問題については、少佐こと向井均に心当たりがあるらしい。

 ニート探偵団を一時抜け、独自にホームレス襲撃事件の調査を進める少佐と、父娘の問題に取り組む鳴海。彼は少佐に関わろうとするが、少佐の強い拒絶で関わることができない。テツやヒロ、四代目やアリスたちも、少佐の意志を尊重し、全く関わろうとはしない。
 そうして日数が過ぎていくうち、少佐と鳴海の事件は、思いもよらないかたちで関わりあうことになる。

 同じニート探偵団に属している仲間のはずなのに、それぞれ個人の事情には深く立ち入らないニートたち。元々全く他人なのに、ホームがないという事情を共有しているがゆえに、互いの意志を尊重しようとするホームレスたち。
 ニートとホームレスは全く事情が違うし、背負っている重みも違うけれど、誰かに必要とされた時に手を差し伸べる気持ちは共通しているのかも知れない。それは彼らが互いの事情を知らないとしても、互いに置かれている環境を共有しているという意味で、つながっているからなのだろうか?
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最近のカスタマーレビュー
最後は決めてくれる
正直、出だしはなんだか違和感がありました。
ギャグが浮いているというか。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: ホウセツ
部下の責任は、上司の責任。
今回はかなり良かったですね。
それぞれのキャラも活躍して、話自体も良かったです。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: k
素晴らしい作品
文章能力、キャラ造形、ストーリー展開、どれをとっても申し分ない作品でした。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: ソーメイル
またも泣かされてしまいました
この7巻はものすごく殺人事件ぽい殺人事件なので、起きたときはびっくりで、どうやってもひどい結末にしかならないんじゃないかと思ったんですが、最後はやっぱりいつもの「... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: 曖昧みい
原点にたちかえった「神メモ」。京極風のミステリとしても秀逸な傑作。
前作が、ミンさんをめぐる荒唐無稽などたばた劇だったのに対して今回はシリアスに現実を見つめた、原点に戻ったミステリ作品になっています。アイドルの失踪中の父親探しとい... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: kirin70
主人公はもうちょっと活躍させないと。
予想通り少佐メインの話となりましたが、楽しめたのは新キャラ含めたのんびり会話シーンくらいで、本編となるストーリーに関しては非常に不満が残る内容でした。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: seafey
感動でした(*^o^*)
いつもと少し違った感じの、推理小説らしい事件だった気がします。 アリスのことを少しずつ理解し始め、最後までアリスを信用出来るようになったナルミの成長も見物です。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: 覊沙邏
とてもやさしい物語 
 この話がとても良いなぁと思うのは、
アリスは、単純に犯人が誰か、ということ
を追い求めないことだと思います。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: 玩場亭逸光
いつもと違う雰囲気
今回非常に楽しみながら読ませていただきました。

ただ今回僕が感じたのは、いつものような謎解きの絶妙さが薄かったということです。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: やまにく
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