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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
魅力あるSF,
By
レビュー対象商品: 神様のパズル (ハルキ文庫) (文庫)
「宇宙をつくることはできるのか?」そんな突拍子もない質問で不登校になっていた秀才をゼミに引きずり出した落ちこぼれ。 そうは言っても、どうすれば立証できるのか? ストーリーラインはしっかりと分かりやすく、物理学の楽しさを織り交ぜて、楽しい作品になっています。 一方で他のレビュアーも指摘していますが、秀才・穂瑞以外の登場人物の魅力に乏しくもう一つのめり込めないのは勿体ないなぁと感じてしまいます。もう少しラブコメでも良かったし、それぞれのキャラクターの雑味がもう少し見えても良かったかなぁと。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
SFの良作で青春小説の凡作,
By VOICE (横浜) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 神様のパズル (ハルキ文庫) (文庫)
SF好きとしては、宇宙の起源に関わる部分の話とか、宇宙創造のシミュレートのプロセスなどに興味をひかれること請け合い。専門用語の羅列はやや苦しいがSFの雰囲気をうまく出しており、要所要所を文献で漁れば文系の私でもある程度の筋立ては理解できる。(あくまである程度だが…) ただ、青春小説としてみると、会話文に余計な色気がなく、淡々と学生生活が進み、それも描写はゼミの講義を中心としているため味気がない。 人物にも裏がなく、取り立てて魅力を感じないのでエンディングには感情移入できなかった。 ストーリーとテーマが先行した感はあるが、総合的には☆3つくらいの良作かな、と思う。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
それなら宇宙、作れるかも!?,
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レビュー対象商品: 神様のパズル (単行本)
物理学って、端から見ている分には何もかも理解しているように見えるけれど、実際のトコロは肝心な部分には手が届いてなくて、だからまだ新しい「何か」で補ってあげないといけないんだよ、という話。...と言ってしまえば身もフタもないのかもしれないが、その「何か」に結構説得力があって「それなら宇宙、作れるかも!?」と思わず納得してしまう。...かもしれない。強気な態度を崩さない(せない?)「天才」少女と平凡な大学生(男)の何気ない掛け合いも、「天才」故の苦悩と平凡さ故の悩みが交錯するようで、楽しかったり身につまされたり...。 内容的には「物理」と言っても、科学に少しでも興味がある人なら雰囲気を楽しんで読み進めることが出来ると思う。何か難しい式が出て来る訳じゃなくて、アインシュタイン(特殊相対性理論)のE=mc^2に象徴されるような「世界をシンプルに記述したい」という物理学の願いがこの本には描かれている。その願い──今ある「原理」を越えたところにある想い──を感じることができれば良いんでしょう。きっと。 第3回小松左京賞受賞作、らしい。自分では掘り出し物の作品だと思っていたら意外に(...失礼)売れているようで、神田の三省堂ではフィクション部門で年間2位だったので、嬉しいような悔しいような...。
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