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神様のいない日本シリーズ (文春文庫) [文庫]

田中 慎弥
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

1986年。日本シリーズで3連敗4連勝という奇跡が起きた。失踪した野球好きの父親の帰還を願う少年にも、奇跡は訪れるのか?

内容(「BOOK」データベースより)

野球賭博絡みのトラブルで失踪した父親から少年に葉書が届く。「野球をやってるか」。野球好きだった父親の願いをきくべきか、野球を嫌悪する母親に従うべきか。おりしも1986年、日本シリーズでは、大逆転劇が起ころうとしていた。はたして少年の身にも奇跡は訪れるのか。芥川賞作家の描く父と子の迫真の物語。

登録情報

  • 文庫: 176ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2012/4/10)
  • ISBN-10: 4167835010
  • ISBN-13: 978-4167835019
  • 発売日: 2012/4/10
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 見直した 2012/2/23
形式:単行本
【共喰い】が合わなかったせいか、この作品は全く期待せずに読み始めたが、これは、いい。文章というものが、一瞬であっても読み手に声となって語りかけてくる作家は少ない。 安っぽい癒しや、お手軽な物や媒体などで溢れかえっているこの世の中にあって、彼が描いた不確かなものの確かさは、必ずしも答えがなく完結もせず、また押し付けてもこない。 発声の出来ていない大根役者が台詞を言えば、演出家は客に伝える作業をするようにダメ出しをするかも知れないが、一流の役者はボソボソ喋ろうが客はその役者の台詞を追う。 淀みがなく洗練された文章の中に、心地よい不確かさが数多とあった。 才能のある作家だと思う
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26 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 面白かったです。 2008/12/7
形式:単行本
面白かったです。
同著者の「図書準備室」の手法がさらに洗練された作品。ずっと「逃避」をテーマとして書いてきた作者ですが、今回はその逃避した自分を世代という流れの中で振り返るという進化系。作者の作る世界が確実に広がってきている感じがしました。
もちろん「図書準備室」にもあったような思わずほくそえんでしまう主人公の独白や、この作者ならではの「信頼できない語り手」のその信頼できなさっぷりも、今回の作品でもとても楽しめます。なのにそういった「斜に構えた読み方」をしない読者にも受け入れられそうなバランスも取れていたりして。
次回作も楽しみです。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 現代の象徴 2009/1/16
形式:単行本
本文の父親の語りを通して、誰かの息づかいが聞こえるような錯覚すら持った本だった。内容はアダルトチルドレンの自己との寡黙な闘いだと感じられた。また「神様のいない日本シリーズ」は、自己満足に酔いしれている人間が書いた小説を読まされたときに感じる不快感といったものはない。作者自身がそれを意識していると思う。
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5つ星のうち 5.0 傑作です
 これは傑作! 吃驚した。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: り
5つ星のうち 3.0 カバーの絵がいい
野球好きなので、芥川賞を受賞した作家が書いた「日本シリーズ」という言葉の入った小説とはどんなものかと読んでみた。帯には「最高傑作」とあるし。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: るるやま・かおる
5つ星のうち 1.0 幼稚。
いじめられたことに傷ついて部屋に閉じこもった子供に向かって、父親が閉じた扉越しに祖父の時代のことからその子が生まれて名づけるまでのことを話す。永遠一冊まるまる父親... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: モエレ沼
5つ星のうち 5.0 大傑作
以下ネタバレしています。読了後にこのレビューを読んで下さい。この作品で作者が試みたのは読み手に不確実感を与えることである。文体が読みやすくなったため引き込まれて読... 続きを読む
投稿日: 2011/2/17 投稿者: 李花幻
5つ星のうち 4.0 うーん、どうかな。
豚殺しの祖父と自分の名前が原因で、上級生と喧嘩した息子と父とのドア越しの物語、とあったので、ひょっとして、これ人権小説?と思ったが勘違いだった。豚というのは鈍重で... 続きを読む
投稿日: 2009/7/20 投稿者: 大辺利一
5つ星のうち 3.0 子どもは小学生だ
オヤジが語りかける子どもは小学4年生だから、オヤジの言っていることはわからない。オヤジもグチグチといなくなった自分のオヤジのことをあれやこれやしてるがそんなにショ... 続きを読む
投稿日: 2009/5/9 投稿者: パンク嶋田
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