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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本物のエンタテイメント「小説」,
By カスタマー
レビュー対象商品: 神様がくれた指 (新潮文庫) (文庫)
いやはや面白かった。エンタテイメント「小説」とはかくあるべし、と言う感じのすばらしい小説だった。 プロットの面白さはもちろんのこと、描写の隅々まで気持ちがいきわたっている。 占うシーン、スリをするシーン、凡百の作家が書いたらこんなに面白くはならないだろう。 前編にわたるやさしさと緊張感は並じゃない。 文句なくお勧めできる一冊。 読まなくちゃ損だ。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人の欲望を満たしてくれる作品かも。,
By
レビュー対象商品: 神様がくれた指 (新潮文庫) (文庫)
この人の本には、だいぶやられまくってますね。 作品紹介で、 好みじゃなさそうだったんで、避けてたんですが、 何故か急に読みたくなって、 買いました。 異端者の文学。 そう呼んでもいいかな。 スリの青年を主人公に、 決して許されない犯罪者の、 非常識な美学。 彼の同居人となった男も、 占い師を生業とした、 女の姿をした男。 この男もまた、異端者だろう。 にもかかわらず、 この異端者たちを取り巻く人物たちに、 惹かれていく。 後から後から出てくる、 いかがわしい人々。 ラストでは、 さらなる“悪意に満ちた”異端者である敵の少年に、 何故か惹かれていく主人公。 非道徳的な小説ともいえますが、 ものすごく魅力的。 人はだれも、 自分にできないことをできる人にあこがれる。 例えそれが、“正しくなくても”、 なんだかうらやましかったりする。 悪ぶったり、 何か悪いことを自慢したり、 だれもが通る道。 人の異端にあこがれる欲望を満たしてくれる作品。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
スカッ,
By
レビュー対象商品: 神様がくれた指 (新潮文庫) (文庫)
やっぱり、佐藤多佳子さんの描く人物たちは皆、最後までその人の特徴がつかめなくて、どこかぼんやりとした雰囲気でつつまれていて、それでもやはりその人たちに引き込まれてしまう。それだけ、佐藤さんの描く人物には大きなエネルギーを持っているのだと思います。 とにかく、この話にはスリルがあって私は第2章後半あたりからぐんぐんと引き込まれていきました。
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