二百年前に飛ばされたスノウ達の冒険を描く「炎帝の紋章編」第三巻。
未来に帰る方法も分からないまま、精霊島学院閉鎖というピンチを迎えた一行。
地上に降りたマーヴェラスに危機が迫る中、「自分達の未来」に帰るためにはこの時代に深く関わるべきでないというプリムローズの言葉に戸惑いを隠せない仲間達。
時間旅行モノのお約束であるタイムパラドックスの問題が出てきます。
元々ポリ白自体が赤や黒より昔の話、ここで歴史の改変が起これば他のシリーズにも影響する以上マーヴェラスやアンジェロ、アンジェリカの運命は決まってしまっているのでしょうか。
書き下ろしの短編は「リトル・パーフェクトレディ」。
自称プリムローズのライバル、デイジーのお話。
偉大な母マリーゴールドを超えるため、亡き母の元にいた精霊と契約を結ぼうとするデイジー。
しかし精霊アストレイヤには「母とは全く違う」とすげなく断られてしまいます。
かつてフォロンもコーティカルテに
同じようなことを言われて拒絶されたことがありますが、また違ったこの場合、デイジーの出した答えに注目です。
また、ピースにもなにやら意味ありげな伏線が……。
プリムローズの話に「知らないふりをしたっていいじゃない!」と素直な感情をぶつけたデイジー。
しかし、その後のスノウとの会話や短編での姿を見ているとただのわがままなお嬢様じゃないことが分かります。
こういうキャラはかなり化ける可能性があると思うので、今後の活躍に期待したいです。