200年前の世界にタイムスリップしてしまったスノウ達。
見知った人間が居ない学院、見知った精霊達は自分達のことを知らない。
そんな不安定な状況の中、時代はスノウ達を否応なく大きな流れに飲み込んでいきます。
序盤は「お嬢様のバスタオルはぎ取りおさわり大会」に始まり、今までスノウだけが全てだと言ってくれていたブランカが自分以外の誰かしか見ていないことに苛立ち、焦り、どう接して良いか戸惑うスノウの葛藤が描かれます。
今まで自分だけを見ていてくれた者が自分を知らないという事には恐怖すら感じます。
中盤からは地上に降りたスノウ達が戦争の様子を目の当たりにしますが、序盤の精霊島の風景からは一変、地上の現実を見せつけられます。
『
ハウルの動く城』でハウルが戦争に参加するシーンがそれまでとはまるで別物に見えたのと同じ印象を受けました。
キネティック版後編の特典だった短編「ほかの誰でもない、あなた」を収録。
リシュリーと前の契約楽士マーヴェラスの出会いを描いた作品で、今のストーカー精霊とは違ったリシュリーの姿が見られます。
もう一つの書き下ろし短編「マイ・ディア・ヴァイオレット」は紫の聖獣メリディアが中心のお話。
時間軸はスノウ達が過去に飛ばされた直後の学院。
この事件に過去でも関わりのあった何かの影を感じたメリディアは、他の始祖精霊達と情報を交換するために地上へと降ります。
直接姿を見せる者は少ないですが、女神と聖獣がバンバン出てきます。
緑の聖獣はポリフォニカ初登場?
ほのぼのありシリアスあり核心に近づいたりとかなり中身の濃い一冊に大満足でした。
あと、上の方の商品説明。学院長の弟の名前は『パリア』ですから!!
キネティック版(Windows用ソフト)
前編:
神曲奏界ポリフォニカ Memories White 〜ファーストエモーション〜後編:
神曲奏界ポリフォニカ Memories White 〜エンドレスアリア〜