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神を観ることについて 他二篇 (岩波文庫)
 
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神を観ることについて 他二篇 (岩波文庫) [文庫]

ニコラウス・クザーヌス , Nicolaus Cusanus , 八巻 和彦
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ドイツの思想家ニコラウス・クザーヌス(1401-1464)は,「知ある無知」「反対対立の合致」を唱えたことで名高い.神学者であり,枢機卿をも務めた彼は,終生にわたり思索とともに実践活動にも力をそそぎ,その思想は極めて多面的であった.その「神秘的思弁」の頂点をなす「神を観ることについて」および本邦初訳の2篇を収録.

内容(「BOOK」データベースより)

ドイツの思想家ニコラウス・クザーヌスは、「知ある無知」「反対対立の合致」を唱えたことで名高い。神学者であり、枢機卿をもつとめた彼は、終生思索とともに実践活動にも力をそそいだ多面的な思想家であり、その思想は西田幾多郎にも影響を与えたという。本書には、彼の神秘的思弁の頂点をなす表題作および本邦初訳の2篇を収録。

登録情報

  • 文庫: 316ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2001/7/16)
  • ISBN-10: 4003382315
  • ISBN-13: 978-4003382318
  • 発売日: 2001/7/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:文庫
神を観ることは、神を観ている者を神が観てくださることに他ならない。しかも、神が我々を観るのは、摂理だという。したがって、もし、我々が神を観る事ができなければ、それは我々が神を拒否し侮っているからだという事になる。神は認識する主体であると同時に、認識される客体であり、それを超えて認識そのものでもあるという。ここで、認識という言葉を愛という言葉に置き換えてみても、この関係は成立する。実際、知性と愛とは神においては一致しているから。このとき、人間の本性は神の本性に引き寄せられて、合一していることになる。即ち、我欲に結び付けられ束縛されている状態から解き放たれている。かかる事態は、自分が神については無知であることを知っているものによってのみ、接近可能であるという。

尚、著者クザーヌスは1461年十字軍編成の機運の中にもかかわらず、諸宗教共存の道筋を探求した結果「コーランの精査について」を執筆、イスラムとの調和が可能であると主張したという。

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