登録情報
|
それらは様々であっても、ひとつの基準で線引きをされていた。それは「神」だ。女性を守る、友達を守る…彼らの規範は、そういうキリスト教的なものから派生していた。シリアル・キラーやカルトの狂気も、もとをただせば「神」への愛憎だった。ーでは、その基準を取り去ってしまったら?
麻薬・レイプ・殺人…本書はそう複雑でないストーリーを追いながら、「神」が基準となっている「われわれの世界」を糾弾する。エンタティメントでありながら、「狂気の基準」を偏執的に掘り下!!げる。その語り口は硬質で、青臭さを感じさせるところもないではない。が、映画の脚本のト書きのような文体は、とてもビジュアルで、サム・ペキンパーとデヴィッド・リンチを合わせたような味わいを持っている。この次は?と期待せずにはいられない。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|