たくさんあり過ぎてどれがいいのかよく分からないボルドーワインの紹介編。使徒ワインは高価過ぎて手が出ないものばかりだけど、これなら買える!ということで、ワインをみんなに飲んで欲しい著者の意図(フランスで受賞もしたし)に添う内容のようです。 ある程度知っている人なら、自分の好きなシャトーが飛ばされて知らないシャトーが紹介されているとスポンサーがいるのでは?とつい思いたくなるかもしれません(←私?)。 ボルドーワインファンが読んでも楽しいでしょう。「イギリス紳士」や「ソファー」の味とは何か?…ワインは、タンニンとかミネラルとかアロマとか、要素で語らずイメージで語るのも理解を助ける方法として非常に有効なのかもしれないし、使徒ワインの世界はどういう文脈とセンスで語られているのかを知るきっかけにもなりそうです。ボルドーワイン委員会とメドックマラソン協会の協力があったようです。 メドックを走り続ける雫には若者らしさがあり、好感が持てますが、あそこまで女性に疎いとさすがに少年漫画的に健全なキャラクター(そんな奴いないだろ)になる危険性も…ある気もします。もうすでに有り得ないキャラではあるのですが。ワインという趣味系の漫画なのでそれでいいのかもしれないし、主人公にあまり色気めいた話を入れると品がなくなるのは確か。今回の話は、対極的にちょっと青春漫画っぽく、色系担当の遠峯一青も出番なしでした。