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神の棘 2 (ハヤカワ・ミステリワールド)
 
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神の棘 2 (ハヤカワ・ミステリワールド) [単行本]

須賀 しのぶ
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

1940年代、次第に狂気を暴走させるナチスドイツ。SD将校アルベルトはユダヤ人虐殺部隊と怖れられた特別行動隊の任務に赴き、この世の地獄を見る。一方、司祭を志していたマティアスも衛生兵として召集された前線で、自らの無力を噛みしめていた。地獄の底で再会した彼らは、思わぬ共通の目的の下、ローマを目指す。その先に待つのは、絶望か、希望か。心を揺さぶる衝撃の結末が待つ歴史ロマン大作完結!

内容(「BOOK」データベースより)

1940年代、次第に狂気を暴走させるナチスドイツ。SS将校アルベルトはユダヤ人虐殺部隊と怖れられた特別行動隊の任務に赴き、この世の地獄を見る。一方、司祭を志していたマティアスも衛生兵として召集された前線で、自らの無力を噛みしめていた。地獄の底で再会した二人は、思わぬ共通の目的の下、ローマを目指す。その先に待つのは、絶望か、希望か。心を揺さぶる衝撃の結末が待つ歴史ロマン巨篇完結。

登録情報

  • 単行本: 410ページ
  • 出版社: 早川書房 (2010/8/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4152091517
  • ISBN-13: 978-4152091512
  • 発売日: 2010/8/25
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 176,482位 (本のベストセラーを見る)
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By miobebe
形式:単行本
やってくれた。やってくれたよ。とてつもなく面白かったよ。
静かに胸に迫るラストまで、二度泣いた。

スパイ冒険物の趣きだった1巻から、2巻では戦争小説になる。
ナチスのエリート将校アルベルト対カトリックの抵抗者、修道士マティアスという図式が、
戦争を挟むことによって、一転するのだ。
その鮮やかな構図の逆転が面白い。

なぜ憎み合っていたはずの二人が、協力し、ともにローマを目指すことになったのか。
アルベルトは出世頭から転落し、コミッサールの虐殺部隊として、
マティアスは司祭への道を志し半ばで断たれ、国防軍の衛生兵として、
どん底で誰に救いを求め、なにを救おうとするのか。

隣人も自分も容易に悪魔たりえる時代に、人として生きることがどういうことか、
対照的な二人の主人公を配置し、重層的に描かれている。

本当に、まさかまさかの衝撃の真実が明かされて、
思わす1巻を読み返して伏線を確認してしまいました。
ずっと心に残る歴史人間ドラマとして、ミステリとしてもオススメです。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 虎侍
形式:単行本
1を読んで、この後全てが覆るような展開になるのか、しかし歴史を知ってる以上アルベルトの進む先に明るい未来が来ないことを分かっているのでやきもきしながら中盤まで読み進み、、、中盤の、終章に向かう前の畳み掛けるような展開は他作品にも通じるところがあるので、作者の癖なのかな?と感じますが、終章との緩急の激しさについ徹夜で読みきってしまいました。そして大泣きです。

終章で明らかになる、神の棘というタイトルの意味。
これだ、という言葉はありません。それぞれの登場人物の立場から、それは違ったかたちに映るのだと思います。

史実にフィクションが混在しているので多少都合よすぎな展開もありますが、そんなことは気にならなくなるくらいの見事なラストです!
(個人的には、キル・ゾーンの、ユージィンとヴィクトールの最後の対決を凌駕しました)

惜しむらくは装丁と誤植の多さ。。。
もっと沢山の方に読んでいただきたいので、文庫本で1冊にまとめてほしいです、ハヤカワさん!
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
じつは上巻と下巻の間に二か月ほど間が空きました。(買ってあったのに!)
上下間を通しての話ですが、中盤、ちょっと史実の分量が多すぎて、物語としての飛躍が乏しいです。
もう少し自分のものにして、読者をおもしろがらせてほしいなあ。
でも我慢して(?)読み進めば、「おお!」という、心地よい「裏切られた感」が確実に味わえます。
(例えとしては、「ブラック・ベルベット」シリーズの1巻?)
そっか、あの人はこんな状況で、こう思ったから、こうしたのね……。
読み終わったあと、確認のためにもう一度読み直したくなりました!
正直、そんなに期待はしていませんでしたが、予想外に面白かったです。
同分野での皆川博子大先生の意地悪さには負けますが、いい線いってます。
ま、表紙は替えた方が売れるでしょうね。(余計なお世話。笑)
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