多くの医者が敬遠するリスクが高い、少しの間違いが
許されない脳の鍵穴手術。それを年間600件もこなす。
睡眠時間3時間、まともな食事は一日に一度。
米国など海外を飛び回りながら日本にも寄りオペを行う。
福島先生の医療にかける姿勢、技術、情熱、どれを
とっても人間離れしたものであり、スーパーマン以外
の何者でもない。
読みながら、福島先生はどうしてこれほどまでの行動が
出来るのだろうか?という思いが絶えず生じていた。
「休むことは患者さんを待たせることになる」、
父から言われた「人のために働け」、そして母親の
言葉…。
その理由についていくつか重みのあるものが書かれては
いる。しかし、出来るのであればそこからさらにもう一歩
何故?を問いて欲しかった。どうしてそれほどまでに患者
さんを思えるのか?どうして父の言葉がそれほど心を打った
のか?
もっともっと福島先生の内面に肉薄して欲しかったように
思った。