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神の微笑 (新潮文庫)
 
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神の微笑 (新潮文庫) [文庫]

芹沢 光治良
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

無信仰な僕が、一生の間に経験した宗教的現象を次々に想い起すと、これらが単なる偶然な経験ではなくて偉大な神のはからいによって経験させられたのであろうかと、自然に考えるようになった―人生九十年、心に求めて得られなかった神が、不思議な声となって、いま私に語りかける…。芹沢文学の集大成、九十歳から年ごとに書下ろした生命の物語“神”シリーズ、待望の文庫版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

芹沢 光治良
1896(明治29)年、静岡県沼津市我入道に生れる。第一高等学校から東京帝国大学経済学部を卒業。在学中高等文官試験に合格。卒業後、農商務省に勤めるが、官を辞してフランスのソルボンヌ大学に留学。卒業論文完成直後、結核に倒れ、フランス、スイスで療養生活を送る。1930(昭和5)年、帰国して書いた『ブルジョア』が綜合雑誌「改造」の懸賞小説に当選して作家生活に入る。『巴里に死す』『一つの世界―サムライの未裔』など、多くの著書があり、大河小説『人間の運命』で、日本芸術院賞、芸術選奨を受賞。日仏文化交流の功労者としてフランス政府からコマンドール(文化勲章)を受章。日本ペンクラブ会長、ノーベル文学賞推薦委員などを務めた。’86年から、毎年書下ろし小説を刊行。’93(平成5)年3月、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 275ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/01)
  • ISBN-10: 4101072124
  • ISBN-13: 978-4101072128
  • 発売日: 2004/01
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 318,275位 (本のベストセラーを見る)
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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
お堅い文学作品かと思いきや、まるで違った。芹沢氏の奇跡のような人生がみえた。
前半は心温まる半生、後半は宗教との葛藤、しかして彼のみたものは・・・!
一気に読めました。信仰をもたない私も、神を信じ、やさしい気持ちになりました。今頃、彼も天国で微笑んでいることでしょう。
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
天理教の本? 2004/12/10
形式:文庫
芹沢光治良の神に対する考え方が書かれていますが、私がこの本を読んでの感想は、天理教に対する批判を強く感じました。
私自身、天理教に対しての知識がないので勉強になりましたが、ますます宗教と言う団体に抵抗を感じてしまいます。
作者も本で述べていますが、宗教とは個人で信仰した方が望ましいと、私も思いました。人は集団になると悪いことを考える人が現れ、お互いに注意し合わないと必ず悪の方へ進んで行ってしまいます。作者は常に客観的な立場で物事を見る事が出来るので、大変素晴らしい人だと感じられます。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 著者の宗教的信念を自身の体験を交えて語った本と言ったら分かりやすいでしょうね。基本的にはすごくいい本ですよ。個人的に芹沢さんのフランス留学の場面で天才と呼ばれていた物理学者が(調べてみた所現在は無名の様です)自然科学に対する深い敬愛とともに全宇宙の法則を支配する神に関して言及する場面は強く印象づけられました。余談ですが、超ひも理論を提唱した科学者に「なぜそんなものがあると確信できるのか」と聞いたら「こんなに美しい理論なのだから、あるに決まってる」と答えたという話を思い出しました。物理学者の話はそれに近いです。「世界はこんなにも美しいんだから、宗教が語るようでなくともきっといるんだよ」と言われると、確かになぁ、と感心させられてしまいます。それが、最近のスピリチュアル等(胡散臭そうなので読んではいないのですが)のように押し付けがましくなく、またパンフレットの様でもない。「信仰は個人的なものだ」と芹沢さん自身語っています。ご本人少年時代は天理教に苦しめられたといいますから余計に説得力もありますね。一度宗教にひどい目にあわされていながらも、自然に対して真摯な姿勢を取り続ける芹沢さんには感心してしまいました。
 天理教の下りは宗教色が臭く(天理教を肯定している訳ではない)しらけてしまったので☆一つマイナス。前半部は非常に素晴しかったのですが、残念です。
 宗教(スピリチュアル)でない、神の存在(といったら大仰ですが)に関して興味を持っている方は読んでみてもいいと思いますよ。
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