1巻発売の際異様な盛り上がりを見せた作品の第2巻です。
前巻で見せたギャルゲヲタな主人公の神っぷりは今回も健在なのですが、展開の秀逸さはさらに相当なものです。
ヒロインの設定自体は「アイドル」「図書委員」と実にありがちなのですが、キャラ付けとその魅せ方が非常に魅力的で、本当にギャルゲのヒロインを見ているようでした。
しかし何といっても最大の見所は、推理モノもびっくりの「ヒロインの落とし方」
主人公の「エンディングが見えた」の決め台詞からの華麗な流れは、見事としか言いようがありません。
逆に言うとここで盛り上がれないと、ウマが合わないということかもしれません。
また、この作品のにくい所は落としたヒロインとは恋人関係にならない・・・ものの、その想いは微かに残るというところです。
カバー下のオマケ漫画で語られる主人公とヒロインのその後は、なんとも言いがたい微笑ましさといいますか、切なさといいますか。(個人的にこういうの大好きです。)
そういう意味でも、一度落としたヒロインを今後見ていくことが出来るというのは上手い演出だと思いました。
もっともレビューなりを見てれば分かるかと思いますが、主人公もとい読者もある程度ギャルゲの知識があってこそ最大の評価が出来るもので、その前提がない方に取ってみるとまた異なる感想を抱くかもしれませんので、ご注意をば。