何かを作り出したい、自分のオリジナルができるはず、と思いながらも、なかなか自信のある作品や
仕事を仕上げられない悩めるあなたは、小説が書けなくて煩悶しながらも何かせずにはいられないという
栞にうんうんとうなずくかな。苦労している栞は可愛らしいというか愛おしい。
桂馬が作戦とはいえ、真っ直ぐに栞を応援したものだから・・・。栞の中の女神の名前が判明します。
もう一人の頑張り屋ハクアにはヴィンテージの魔手が迫る。でも桂馬に鍛えられた今のハクアなら
この危機も何とか切り抜けそうな感じも。
一方、風邪でダウンした桂馬が画策したお見舞いイベントに、ツンデレ歩美の豊かな女性の魅力と、
そっけないふりの純情ちひろの最強ストレートとが炸裂。どちらも桂馬の想定のはるか上を行くものだから、
読んでいるこちらもたまらない。
歩美とちひろの交差が、すごい展開を予想させて・・・。
ヒロイン達の個性的で独自な魅力が、どんどん重なって増してゆく。彼女たちの思いの強さが平凡の中から
きらめく輝きを生み出してくる様子が一つ一つ描かれることで、この漫画はとても暖かいものになっている
と思います。作者のヒロイン達への愛がなせる技でしょう。この巻もぜひ手元に置きたいコミックです。