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神のふたつの貌 (文春文庫)
 
 

神のふたつの貌 (文春文庫) [文庫]

貫井 徳郎
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

『慟哭』を凌ぐ著者の最高傑作ついに文庫化!
教会に生まれた少年は、ただ一途に神の愛を求めた。それが恐るべき悲劇を招くとは。無垢な魂の彷徨を描く二十一世紀の「罪と罰」

内容(「BOOK」データベースより)

―神の声が聞きたい。牧師の息子に生まれ、一途に神の存在を求める少年・早乙女。彼が歩む神へと到る道は、同時におのれの手を血に染める殺人者への道だった。三幕の殺人劇の結末で明かされる驚愕の真相とは?巧緻な仕掛けを駆使し、“神の沈黙”という壮大なテーマに挑んだ、21世紀の「罪と罰」。

登録情報

  • 文庫: 439ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2004/05)
  • ISBN-10: 416768201X
  • ISBN-13: 978-4167682019
  • 発売日: 2004/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 205,634位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By driven 殿堂入りレビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
「慟哭」はもちろん、貫井氏作品にはほとんど目を通していますが、本作品は信仰・キリスト教を軸においていてこれまでのスリラー・ミステリ系とはだいぶ異なる印象。主人公を介して語られる貫井氏の宗教観、単行本刊行時から賞賛の声と同時に「重すぎる」という評もありました。が、いま読み返してもその巧妙なプロットは、オビの文句「最高傑作」「一大叙事詩」が決して誇張に思えない出来。筆致のテンポも見事で一気に読ませますが、確かに「重みがある」テーマであることも事実なので、貫井作品のラインナップにあった軽いスリラーのノリを求める方には不向きかも。襟を正して読みたい一冊。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
最高の解説! 2008/1/24
By ぼん
形式:文庫
謎の男朝倉暁生との出会いをきっかけに、牧師の息子として生まれた主人公早乙女輝が、神の救いとは何なのかについて悩み、神の声を聞こうとするあまり、過激な信仰に心酔していくのがこの話の序盤です。12歳の小僧にあんな思考力があるのか?ってのはあえてつっこまないことにします。

この本は、私が読んだ9作品目の貫井作品でした。小説はあまり読まない私ですが、さすがに8作品も読んでいれば、貫井作品に仕掛けられた「トリック」を見破れるだけの警戒心はついていたようです。詳しくはここには書きませんが、「トリック」に関しては概ね私が予想できたものでした。

読後の感想は、「作中には様々な事件が登場するのに、そうやって登場した伏線がいくつか回収されないまま、謎や単なる事件として終わってるものが多いな」ということでした。

しかし、そんな私の読後の感想が浅はかなものであると思わせてくれるのがあの解説!!

鷹城さんの解説を読んで、トリックばかりに注意を払いすぎて作品全体のテーマである「キリスト教(プロテスタント)における“救い”について」に関しては、あまり深く考えずに読み飛ばしてしまっていたことを少し悔やみました。
とはいえ、あの素晴らしい解説とあわせて評価すれば、作品自体のこの読後の満足感は☆5つです!

この作品は、たとえキリスト教の信者の方でなくとも「信仰」と「救い」に関して、何らかのアイデアを与えてくれる作品だと思います。そういった意味では登場人物たちの台詞1つ1つを深く考え、追求ながら、読み進めていかれるとより一層奥深い作品になると思います。信者の方にとっては非常に胸糞悪い作品かもしれませんが…
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
結構好きです 2004/10/29
形式:単行本
貫井さんの宗教を題材に使った作品が印象的で好きです。
この作品には牧師さんの息子が出て来ます。
彼の内面で起こる考え方の変遷を細かく描写することによって事件の謎を解く、人間の思考を舞台にしたミステリーです。いつもの人間臭い刑事ドラマとは違って、物語全体に荘厳な雰囲気が漂い、人物も洗練されているのに関わらず、人間の内面に迫ってます。こういう視点からも書けるんだという作家さんとしての幅を改めて感じました。
“神のふたつの貌”という題名も、かなり深い意味が込められてて素晴らしいと思いました。
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最近のカスタマーレビュー
酷い
読みどころが全くもってなかった。圧倒的な描写力で物語を読ませるのが貫井徳郎さんの常なのだが、一向に読み進まなかった。文章がひたすら鬱陶しく思えた。著者にしては作品... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: jude
違和感
この作者、キリスト教について知らないのがすぐに分ります。
プロテスタントの教会にステンドグラス(カトリック)?主の像(カトリック)?... 続きを読む
投稿日: 2010/4/15 投稿者: nb
ミステリーとしては・・・
著者の過去の作品を読んでいればトリックはすぐに気付くはずです。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/10 投稿者: ランタ
作家の力量不足
・宗教をベースにするのはいいが、下調べしていないことが見え見え(「神父」と「牧師」の違いもわかっていないみたい。信者じゃなくても、すぐわかるミス)... 続きを読む
投稿日: 2007/9/25 投稿者: TATOO
テーマが重いだけに
「慟哭」で貫井氏の作品に出会った読者にとっては、かなり違和感のある作品ではないか、という印象である。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/1 投稿者: Richmond#15-01
重いですが
小説としても問題提起としてもとても興味深く読みました。... 続きを読む
投稿日: 2004/8/9 投稿者: trapezia_guttata
面白かったですが・・・
読んで満足感はありましたが、「慟哭」ほどのインパクトはありませんでした。また、キリスト教とか神とかが全面的に出すぎている感も。
今後の作品に期待です。
投稿日: 2004/6/18 投稿者: まるさんかく
重いテーマ
同じ著者の『慟哭』と比較されることが多いが、個人的にはあまり似た印象は持てなかった。... 続きを読む
投稿日: 2004/6/12 投稿者: たこやき21
二つ目の慟哭
... 続きを読む
投稿日: 2004/5/18 投稿者: バーニング
これは良いですよ。
本書は、神父を父に持つ、ある少年の物語である。”神は”というテーマを中心に、少年が成長する物語だ、と簡単に書いてしまえばそうなる。その物語が途轍もなく面白かった。... 続きを読む
投稿日: 2004/5/18 投稿者: huta-mori
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