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神に弄ばれた恋 ~Andalucia~ (ルナノベルズ)
 
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神に弄ばれた恋 ~Andalucia~ (ルナノベルズ) [新書]

華藤 えれな , 朝南 かつみ
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

この命を懸け、愛の証をあなたに捧げる──

互いに惹かれあう闘牛士・サタナスと貴族の御曹司・アベル。だがその身分は口を利く事も許されないほど隔たりがあった。あなたと話がしたい…、切なく無垢なる願いを胸に、光と闇の狭間でふたりの命を懸けた恋が始まる!!

内容(「BOOK」データベースより)

灼熱の太陽が輝くアンダルシア。伯爵令息アベルは幼い頃、自分を庇って左目を失った孤児サタナスを深く愛していた。身分差ゆえ話す事も許されなかったが、やがてサタナスは二人の恋を成就させる手段として、闘牛士となる。アベルが贈った衣装を纏い、闘うサタナスに観客は熱狂した。そんな時、没落し爵位を奪われたアベルを護るため、サタナスは殺人犯になり、アベルは彼を救おうとマフィアの愛人に身を堕とす。出所後、誤解したサタナスの黒い眸から愛は消え、獰猛な獣のようにアベルを辱めて―。

登録情報

  • 新書: 275ページ
  • 出版社: ムービック (2012/1/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4896018206
  • ISBN-13: 978-4896018202
  • 発売日: 2012/1/7
  • 商品の寸法: 18.5 x 11.7 x 2.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By にっか・ぼっか トップ500レビュアー
Amazonが確認した購入
2人の愛情が深すぎた為と占い師の言葉のせいで、アベルとサタナスは次々に不幸に巻き込まれるのですが、本人達は相手が幸せになる為に、本当に必死で自分を犠牲にしています。
傍目(読者を含む)には、それはもう昼ドラばりの不幸の連続に見えるのですが、当事者たちは自分が不幸だとはちっとも思っていません。
特にアベルは、抜け出せない世界へ平気で入っていき、堕ちる所まで落ちても、サタナスの為にお金や地位を手に入れています。そして、サタナスの幸せの為に自分の思いを殺し、嫉妬を抑え込み尽くす姿は健気です。
幼馴染みのエリィという神父も出てきますが、アベルはある意味、エリィ以上に(精神的に)穢れのない神に近い天使のように見えました。

また、闘牛士は、常に「死」と背中合わせにいる為に、見ている者をハラハラさせ、上手い闘牛をすればするほど人を興奮させるのですが、作者はさすが「闘牛好き」を自称するだけあって、まさに闘牛場にいるような臨場感がありました。踊るように闘牛をするサタナスがカッコイイ!!
凄い世界です。できることなら、一度サタナスの闘牛を見てみたいと思いました。

この話は、いろいろ複雑な伏線も絡み、せつなさ、苦しさ、痛ましさ(これらは、あくまで読者の思いです)も一杯詰まっていますが、2人ともたとえ環境や状況が変わっても、基本の愛情は揺るがず変わっていませんので、読んでいる間中ずっと強張らせていた頬が、読後はホッと緩みます。

熱い国での2人の熱い思い、熱い闘牛・・・
この寒い冬に是非、一読をお勧めします。
きっと温まりますよ。

(追記:朝南先生のこのイラストを「遺作」と呼ばねばならなくなった事がとてもショックで残念です。個人的にもイラスト買いしてしまうほど、先生の絵が大好きでしたので・・・。)
  
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
俗に運命の女という言葉がありますがアベルは正に、その言葉通りの存在だったのではないかと思います。カルメンのように男を弄び虜にし破滅させるのではなく、ただ純粋に相手を幸せにしたいと願っているだけなのに気がつけば自分も愛する男も取り返しがつかない場所に追い込んでしまっているという。私はスレイヴァーズの柊一もある意味そのタイプだと思っていますが(もっとも、あちらは傾国の美姫と言った方が良いかもしれませんが)スレイヴァーズの二人が、すれ違い傷つけあいながらも手を取り合って明るい方へ光の中へと進んでいくのに対してアベルとサタナスは二度とは抜け出せない闇へと堕ちていくんです。それでも二人一緒なら幸せだと。情熱的だけれど切ない、アベルの想いが愚かしい程に綺麗です。私はこういう物語は好きです。難を言えば後半展開が詰め込み過ぎなので、せめて上下巻にすれば良かったのではないでしょうか。
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