「射雕英雄伝」の続編「神雕侠侶」のドラマ化作品です。
「射雕英雄伝」は“英雄”をテーマとし、アクションアドベンチャー的な要素が強い物語でしたが、「神雕侠侶」は“情愛”をテーマとした、ラブロマンス的な要素の強い物語です。
ストーリーは、金庸原作らしく、驚天動地の展開に、強烈な個性を持ったキャラクターが次から次へと登場しますが、今回のドラマは特に、主人公楊過と小龍女の情愛の描写について力が入れられています。全編に渡って映像が美しく、幻想的で、非常にクオリティの高い作品に仕上がっています。
このドラマで特筆するべきことは、何といってもリウ・イーフェイ演じるヒロイン小龍女の透明感に満ちた、ずば抜けた美しさ。本当に神秘的で、まさに“仙女”そのもの。小龍女は、非常に特異な人物なのですが、その独特の雰囲気を見事に表現できていると思います。
それと、劇中の風景。世界遺産として有名になった九寨溝等、中国各地の風光明媚な景勝地で撮影しているだけあって、本当に目を見張らされるような絶景が次から次へと映し出されます。
難を言えば、冒頭部に端折られている部分があって、ストーリーが分かりにくくなっていますので、原作の小説を読むことをお勧めします。物語の理解度がぐっと増しますよ。