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神さまの話 (新潮文庫)
 
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神さまの話 (新潮文庫) [文庫]

リルケ , Rainer Maria Rilke , 谷 友幸
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

神さまの手の話、貧しい人々の話、指貫の話、芸術家の話…。2ヶ月にわたるロシア旅行を通じて、敬虔で素朴な民衆の姿に感動した若きリルケ。彼はその後“神さま”という一本の糸で貫かれた13の珠玉から成る短編集を7晩で一気に書きあげた。子供のための話を大人に話して聞かせるスタイルを取り、それぞれの話が淡いパステル画を思わせ、まるでおとぎ話のように静かに語られる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

リルケ
1875‐1926。プラハ生れ。オーストリアの軍人だった父によって入学させられた陸軍士官学校の空気に耐えきれず約一年で退学。リンツの商業学校に学びながら詩作を始める。二度のロシア旅行の体験を通じて文筆生活を決意し、詩の他、小説・戯曲を多数発表。後にパリに移り住み、一時ロダンの秘書も務めて大きな影響を受けた。また生涯を通じて数多くの書簡を残している

谷 友幸
1911‐1981。東京生れ。独文学者。京都帝大独文科卒。京都大学文学部教授、のち名誉教授を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 206ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (2007/11)
  • ISBN-10: 4102175040
  • ISBN-13: 978-4102175040
  • 発売日: 2007/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.7 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 すべて解らなくてもいいじゃない〜語られない部分を想像する楽しみ。, 2008/2/18
By 
夢追人009 (奈良県) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 神さまの話 (新潮文庫) (文庫)
本書は当時オーストリア領だった現チェコの首都プラハに生まれた20世紀の詩人リルケが若き日のロシア旅行から帰国後たった7日間で書き上げた、神さまについての13のお伽噺を集めた短編集です。本書の構成は最後の一編を除いて、作者らしい青年が最初に大人に伝えて後に子どもたちにお話する様に依頼するという体裁を取っています。青年の話は、作中人物が思わずそれでおしまいなの?と聞き返す程に尻切れとんぼに終わるパターンが多く、私も読んでいて最初は作者が何を言いたいのか判然とせず苛立ちもしましたが、次第に終わりに近づくにつれて作者の意図が見えてきました。作中で青年が語る相手の受け取り方によって素晴らしい話にも、まるっきりつまらない話にも聞こえるように、いろんな可能性を秘めたまま読み手に想像する楽しみを残してくれているのだと。死についての不安に満ちた曖昧な結末や、乞食への憐みの心遣いが心に残りましたが、何といっても最後の『闇にきかせた話』が秀逸です。ある男が懐かしい故郷の町へ十二年振りに帰郷します。やがて男は幼年時代の思い出の中にいた女の子を探します。そして、事情により今でいう所のシングル・マザーとなった女性と再会するのですが、話し合う内に不意に昔いっしょに過ごした時の情景が時間を飛び越えて二人の心の中で鮮やかに甦るのです。ふたりが共有する思い出や感情は言葉で表せませんが、まるで夢のような淡い心象風景が伝わって来ます。感動的で暖かくロマンチックな余韻が漂う幸福感に満ちた素晴らしいエンディングの物語です。1900年に出版された100年以上の時を超えて読み継がれる名作を、どうぞお楽しみ下さいね。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 心温まる話, 2011/2/13
レビュー対象商品: 神さまの話 (新潮文庫) (文庫)
「若き詩人への手紙・若き女性への手紙」を購入する際に一緒に買ってみました。いずれのお話も、神様は人の形をされており、我々の近くで我々をあるときは試し、あるときは助けてくれるお話です。(キリスト教的)神様のあり方を、子供たちに説くことを目的にしているのでしょうが、語り手(リルケ)が大人を相手に語る構成をとることで抵抗なく(どうせ、子供向けでしょ、だなんて思うことなく)、リルケの世界に入れます。一気に読むのではなく、枕元に置き、眠りに落ちる前の短い間、少しずつページを繰るのが似合う本です。
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14 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 或る一人の男が語るには。, 2002/5/25
レビュー対象商品: 神さまの話 (新潮文庫) (文庫)
『あなたはかみさまをおぼえていますか?』 

神様の左手の話。 イタリアのユダヤ老人の話、ロシアの皇帝の話。
芸術家たちの話、ゆびぬきの話、幼なじみに再会する医者の話。 
淡い水彩画のような印象を与える短編が、静かに穏やかに語られていきます。一見ばらばらにみえる話は、実は神様が出てくる、ということが
共通点なのだとか。

神様がいない話なんて存在しないじゃないか、と話し手は言うのですが。 

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