台詞のない冒頭の数ページ。細やかに変化するアイの表情の瑞々しさに「ああこれはいいものだ」と確信しました。
ストーリーはほぼ原作通り。退廃的でありながらどこかポジティブさを感じさせる独特の「空気感」も見事に再現されていると思います。またアイは文句なしに可愛いです。これは重要ですね(笑)
この巻では原作の序盤、傷持ち(スカー)の登場までが収録されており、ストーリー的な動きはまだ少ないです。しかし「父親」の登場によってアイの平穏な日常が崩壊する様が鮮烈に描かれており、小説ではない、絵で魅せる漫画ならではのよさがしっかりと感じられました。
もっともっと、あのシーンもこのシーンも早く漫画で見てみたい! と思わせる良質のコミカライズ。とにかく今後が楽しみです。