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神々の軍隊VS国際金融資本の超暗闘 国体=天皇を護る人々の聖なる敗戦 (5次元文庫)
 
 

神々の軍隊VS国際金融資本の超暗闘 国体=天皇を護る人々の聖なる敗戦 (5次元文庫) [文庫]

浜田 政彦
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

本書は、戦前戦中戦後を通じて一貫して、日本を投機の場所とのみみなして、日本人すべての思惑を飲み込んだ国際金融資本家たちの実態が描かれている。その現場に生きた当時の日本の政治家・軍人たちは、彼らの実態に迫りえず、ただその言いようのない影におびえ、踊らされていた。ニ・ニ六の青年将校たち、三島由紀夫らは、国体=天皇神話に純血をささげて散っていった。大本教の出口なおは、まさに国際金融資本家たちの金がすべての感性を邪神とみなし、邪神から日本人を守るべくたちあがったのだ。それを継いだ出口王仁三郎も日本人は農を基本とする生活に立ち返れと、国際金融資本家たちの走狗と果てた皇国軍事態勢に豁然と反旗を翻したのであった。この本は国際金融資本家たちの計画の中で、日本という国の変わりざまと彼らに抵抗して、国体を守ろうとした人々の生き様を対比しながら活写した傑作である!

内容(「BOOK」データベースより)

天皇(現人神)は太陽だ。いまその回りには天皇を縛り付け利用しようとするスモッグが取り囲んでいる。スモッグを払わねば。そうすれば、太陽は再び輝きを取り戻し、すべてが良くなるのだ―神々の軍隊として決起した二・二六事件の青年将校、そして三島由紀夫。彼らが限りなき思慕の念を寄せた天皇とは、果たして何だったのだろうか?!日本を戦争へと引きずり込み利益をむさぼり食った奴らの正体がわかった。二度とダマされないための必読の書。

登録情報

  • 文庫: 482ページ
  • 出版社: 徳間書店 (2008/6/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4199060286
  • ISBN-13: 978-4199060281
  • 発売日: 2008/6/7
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 182,532位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 本格派 トップ100レビュアー
形式:文庫
いくつかの意味で素晴らしい本である。

まずは冒頭、三島由紀夫を決起・自決に至らしめたものの正体が明快に解き明かされるところから話は始まる。それは、日本を日本たらしめていた「神としての天皇」という神話であり、敗戦によって天皇から”神”としての意味が抜き取られてしまったことにより、「日本人」の崩壊が始まったことに亡国の危機を感じてのことであった。
この三島に狂気とも思える行動を取らせたのが、三島に憑依した二・二六事件の中心人物であった磯部浅一であった。
二・二六事件を起こした青年将校たちとともに、明治維新から対米英戦争へ至る時代の中で、神話を失いつつあった日本に警鐘をならすもうひとつの存在として突如現れたのが出口ナオであった。彼女は後に大本教を作り、戦前の日本に大きな影響を及ぼすことになる。

これらの伏線を経て、以降は昭和11年に発生した二・二六事件を巡る、純粋に国の行く末を憂える青年将校たちと、金に支配され大財閥や新興財閥と癒着して大陸での利権を争った政治家および皇道派と統制派の間の複雑極まりない争いを詳細に辿っていく。

この本の素晴らしい点のひとつは、出口ナオに降りた「神」の語る言葉と、三島由紀夫に憑依した二.二六事件の中心だった磯部浅一が三島由紀夫の手を借りて書きつづった文章である。これらは、ともに日本文化の精神の危機を訴えて衝撃的であるとともに、日本人の心の奥深くに働きかけてきて、心が震えるような痛みと郷愁を呼び起こす。

もうひとつは、戦前の軍部の暴走を単純に「軍が悪い」とする論調が多いが、実際には皇軍派、統制派両派の背後でうごめく、大財閥や新興財閥からの資金によって、軍首脳も政治家も動かされた結果だということを明らかにしている点である。そして、それら財閥の背後にいたのが、クーン・ローブ、モルガン商会などの欧米の国際金融資本なのだ。磯部はそれを見抜いていた。

国際金融について書かれた本は多いが、日本にまでこれほど言及したものは他に見たことがない。ただ、大財閥が彼らと関係があった、という記述のみで、具体的な陰謀の構図までは示されていないのでタイトルは不適切(5次元文庫化するに当たって無理矢理改題したため)だと感じた。
それはさておき、明治維新によって一気に西洋文明を取り入れた日本も他の先進諸国と同様に、財閥を介して明治の早い段階から欧米の世界金融資本の支配下に入っていたという事実は衝撃である。
世界金融資本との関わりについてさらに詳しく書かれた続編を期待したい。
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34 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By New JJ-K 72 トップ1000レビュアー
形式:文庫
本書では、1970年の三島由紀夫の切腹自殺の意味が、氏の遺作・豊饒の海シリーズの「奔馬」、「英霊の声」、死の前に自衛官の前で詠んだ「檄文」等を引用しながら、次の3点を主軸に解明されています。

1.昭和戦史がいかに国際ユダヤ金融の闇(ロスチャイルドやロックフェラー等)と、それに群がる日本の財界(財閥)、それに踊らされる政治家、右翼、思想家によって過った方向に誘導されてきたか。

2.そして、米国の占領政策の下、日本人が「日本」を日本たらしめてきた日本の神話を捨て、貨幣神話という外国から来た新たな価値を、おどろくべきは、自ら進んで受け入れて、自国の良き政治、社会、文化を失ってきたか。

3.それを憂い、告発し、二二六事件の若き将校のように自らの自決によって、天=神に改善を働きかけた三島の姿。

本著の「あとがき」によると、司馬氏は三島の死の翌日毎日新聞で、「吉田松陰は、大狂気を発して、本来天にあるべきものを現実という大地に叩きつけるばかりか、大地を天に変化させようとする作業をした。そういう類の精神は松蔭一人で十分であり、二人以上も出れば民族の精神体質の課題という別の課題にすりかわってしまう。三島の死は文学論のカテゴリーにのみ留められるもの」と論じたそうですが、晩年の司馬は戦後半世紀を経て、三島の境地にたどり着き、「日本は滅びる」と語ったそうです。
司馬氏と三島の憂国の次元、洞察力の違いは明らかです。

言論界の寵児、佐藤優氏は「民族をその民族たらしめているのはその民族創世の神話である」と述べられましたが、本書に書かれた史実は日本の近代史として、学校の歴史や国語の授業で紹介されるべきものであり、日本人は今、貨幣神話を是とするのか、古来の日本の神話を是とするのか、考え、結論を出し、行動に移すべき岐路に立たされていると強く感じました。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
対立軸を表現すると

実践者     VS のっぺらぼう(かおなし)
縦糸を紡ぐもの VS スモッグ・貨幣神話
神性に連なる者 VS ”ひと”なる者
至誠・純潔   VS おとな

読んでて、時折、首筋から、後ろ髪にかけてざわざわと総毛立ちました。
三島の、出口ナオの、磯部の、安藤の、青年将校達の心に触れたように思います。

とても感銘しました。
魂のレベルから歴史を抽出し検証し著作する事を成し得る作家が現代に居る事が
まだ、希望です。嬉しく思います。

希望ついでですが、私が当本に出会えたように、段々と、本質に気づく人が
増えてきているのではないかという気がします。

有難うございました。
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