登録情報
|
欧米の一神教の神に擬せられた「現人神」としての天皇は昭和維新を遂げようとした、若人たちの理想であり救いであった。しかし、著者の浜田氏は彼らに共感を示しつつも、彼らの偶像をたたき壊す。天皇は神ではなく、ただの人であり、それも決起将校たちの一番忌み嫌った、国際金融資本と協調することで日本の経済体制を守ろうとしていたのである、と。
三島由紀夫は、その目を覆いたくなるような真実に気付いてしまったため、自決し、自らその理想に始末を付けるしかなかったのである。本書の価値は厖大な脚注に示される、日本と国際金融資本との密接なつながりである。筆者の恐るべき洞察力に脱帽。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|