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この作品は「山」をヤル人も否であっても楽しめる作品だと思う。
勿論、山をやった方がこの作者のホンシツも理解できる(可能性が在る)
この作品に感化されて、「山」を始めるのもよかろう。
これまでの、山岳小説には無い 完全なリアルな描写が読み手の心を奪う。著者の絵空事ではない実経験と、妥協無い取材がこの作品を完成させた。
しかし、重要主人公である〔羽生丈二〕の生い立ち・登攀記録等が
参考文献とされているとは言え 実在した人物:森田勝氏の記録を殆ど脚色せず題材にしている事は“小説”と謳っている以上、少し強引に思われ残念である。
その点を失点とし、★4つとさせてもらう。
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