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神々の山嶺(下) (集英社文庫)
 
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神々の山嶺(下) (集英社文庫) [文庫]

夢枕 獏
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

羽生丈二。単独登頂家。死なせたパートナーへの罪障感に悩む男。伝説の男が前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む。なぜ人は山に登るのか? 永遠の問に応える畢生の大作!(解説・北上次郎)

内容(「BOOK」データベースより)

その男、羽生丈二。伝説の単独登攀者にして、死なせたパートナーへの罪障感に苦しむ男。羽生が目指しているのは、前人未到のエヴェレスト南西壁冬期無酸素単独登頂だった。生物の生存を許さぬ8000メートルを越える高所での吐息も凍る登攀が開始される。人はなぜ、山に攀るのか?永遠のテーマに、いま答えが提示される。柴田錬三郎賞に輝いた山岳小説の新たなる古典。

登録情報

  • 文庫: 576ページ
  • 出版社: 集英社 (2000/8/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 408747223X
  • ISBN-13: 978-4087472233
  • 発売日: 2000/8/18
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
山に登る人も登らない人もこの本には感じ入るところがあると思います。
足がダメなら手で、手がダメになったら歯で、それでも、それでもダメになったら...想え。
そういう想いこそ本当の『祈る』ということだと身震いした記憶があります。
羽生丈二と長谷には明確なモデルがいます。二人とも実在し山に命を散らしたクライマーです。
長谷が長谷川恒男そして羽生が森田勝。特に羽生の人物像、軌跡は森田勝そのものです。
森田勝と言う人をリアルタイムでは知らないのですが日本の登山史において伝説的な人物です。
読んでるうちに羽生は自分の中で森田勝になってました。リアルタイムで知らないはずの森田さんがしゃべり、
森田さんが山に登り、また森田さんが山に何を賭けていたか。それをこの小説は語ってくれた気がします。
羽生と言う人間は破天荒で現代にはありえない人物に思えるかもしれません。しかしこと山屋ということになれば、こういう人物が本当に実在しえ、現在も岩と氷に取り付いている人間がいるのは本当です。実際には森田勝さんは作中にも出てくるグランドジョラス、長谷川恒男さんは風の谷のナウシカのモデルになったと噂されるフンザに程近いウルタルで命を散らしてしまいます。長谷川恒男さんは生前現地の人の為に何かしたいと言っていたらしく、フンザには彼の遺志を継いだ『ハセガワメモリアルスクール』があります。
この小説を気に入った方はぜひ森田さんの伝記『狼は帰らず』、長谷川恒男さんの伝記『虚空の登攀者』も読んでみて下さい。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TOK VINE™ メンバー
形式:文庫
情感の続きとなる本編では、いよいよ神々の頂に挑戦し昇りつめていく。
話の中心は極限状態でのヒマラヤ登山をテーマにしてある。
内容としては、上巻が事件の推理を推し進めていくものであったのに対して、こちらは実際の登山を中心に描いている。
著者が全力を尽くして書き上げたと述べているとおり、頂きに向かってのぼりつめていく登山の様子は正に鬼気迫る思いでハラハラしながら読ませてもらった。
興奮して読むことはできたのだが、上巻の方が事件を推理していく面白みがあり個人的には好きだった。
その点で★4つとしたが、上下巻合わせての一作品なので、作品全体では★5つを与えたいと思う。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 森羅7
形式:文庫
氏の本を初めて手にしたのは
「上弦の月を喰べる獅子」だった。
今もそれを超える著書は見当たらないが
この本は 氏のジャンルを新たに開拓した著書である。

この作品は「山」をヤル人も否であっても楽しめる作品だと思う。
勿論、山をやった方がこの作者のホンシツも理解できる(可能性が在る)
この作品に感化されて、「山」を始めるのもよかろう。
これまでの、山岳小説には無い 完全なリアルな描写が読み手の心を奪う。著者の絵空事ではない実経験と、妥協無い取材がこの作品を完成させた。

しかし、重要主人公である〔羽生丈二〕の生い立ち・登攀記録等が
参考文献とされているとは言え 実在した人物:森田勝氏の記録を殆ど脚色せず題材にしている事は“小説”と謳っている以上、少し強引に思われ残念である。
その点を失点とし、★4つとさせてもらう。

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寝る前に読み始めたら目が冴えて眠れなくなった
これを読み終えた後たくさんの山岳映画を借りた。
高尾山ぐらいしか登ったことはないがいつか日本一の山には登ってみたい。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: desperado
人はなぜ山に登るのか?この問いに対する答を探しもとめた著者入魂の作品
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投稿日: 1か月前 投稿者: 読書散歩
山好きでなくてもお勧め!
以前に読んでもう一度読みたくなり購入。
山の事は全然分からないですが、登場人物のそれぞれに生き方を考えさせられる。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: rutaka
圧倒的の一言
圧倒的だった。
(下)を読み終わった今、痺れるような感覚に襲われている。
深町と羽生。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: saroshi
山に興味のある人にはお勧め
人に勧められて読みました。
正直、上巻の前半は飽きてしまって読むのにかなりの日数がかかりましたが、
(だから☆4つにしました)... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 彩ママ
すばらしい山岳小説、「上」「下」息つく間も無く読んでしまいました。
あとがきに著者が「どうだ。まいったか」と書いている。私は素直に「まいりました」と言う。これ以上の山岳小説がこの先書かれる事があるだろうか?著者は言っている。「神々... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: しりあん
秀逸な山岳小説
文庫本上下巻合わせて1000ページにも及ぶ大作であるが、そんな長さを感じさせない面白さがある作品である。ついつい引き込まれて一気に読んでしまう。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/18 投稿者: toto丸
哲学書かと思いました。
本当に読んで感動。人生で読んで良かったと実感した小説ベスト10には必ず入ると思いました。深町・羽生・この二人の見事な関係・その中で様々な事を自問自答できる一書だと... 続きを読む
投稿日: 2009/12/10 投稿者: core
山岳小説では、わたしはこれが一番好きかな!!
夢枕獏さんがあとがきで言っている。。『どうだ、まいったか』と・・・
はい、まいりました^^
投稿日: 2009/11/30 投稿者: アマゾン五郎
書き残したことはない
著者あとがきの「書き残したことはない」。
大納得。全て出し切っている。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/5 投稿者: みゅう
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