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神々と男たち [DVD]
 
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神々と男たち [DVD]

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登録情報

  • 出演: ランベール・ウィルソン, マイケル・ロンズデール, オリヴィエ・ラブルダン, フィリップ・ロダンバッシュ, ジャック・エルラン
  • 監督: グザヴィエ・ボーヴォワ
  • 製作者: エティエンヌ・コマール
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 フランス語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 紀伊國屋書店
  • DVD発売日: 2011/10/29
  • 時間: 123 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B005FOPLPA
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 7,907位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

2010年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞!
世界がその“想い”に胸を打たれた実話に基づく衝撃の感動ドラマ!
第63回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞をはじめ、世界各国から賞賛を受け、米アカデミー賞外国語映画賞のフランス代表作にも選ばれた心揺さぶる感動の人間ドラマ。

1996年にアルジェリアで実際に起きた原理主義者によるフランス人修道士誘拐・殺害事件を題材にした本作はフランス本国で社会現象にまで発展。困難に立ち向かう修道士たちの信念の強さ、人間の尊厳を、週はや国籍に関係なく観る者すべての心に深く刻む。“最後の晩餐”のシーンで不意を突いて流れる「白鳥の湖」の美しい旋律に、胸が締め付けられる。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

96年にアルジェリアで起きた実話に基づいた感動ドラマ。アルジェリアの小さな村の修道院では、フランス人修道士と現地のイスラム教徒が宗派を越えて交流していた。しかし内戦の激化に伴い、修道士たちは土地を去るか残留するかの決断を迫られ…。

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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Sabbath
本作品は、1996年に起きたイスラム教圏のアルジェリアのチビリヌで修道院生活を送っていたフランス人修道士たちの誘拐(及び殺人と見られる)事件をベースとした映画である。その詳細については日本語版公式サイト等をを参照として欲しい。事件についての真相は未だ不明確なところが多く、その真偽について映画から情報が得られるのではないが、性格及び輪郭は十分に汲み取れるであろう。

宗教映画、という形に属する作品であるため、キリスト教及びイスラム教への知識と「公平な」理解が求められる事は否めないが、大筋のストーリーや展開は難しいものではない。2010年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したのも、作品の根底にあるテーマが明確で伝わりやすかった事が大きな要因ではないかと考えられる。ではそのテーマとは何か。それは「信仰とは何か」という歴史的にも普遍的な人間のテーマである。

劇中で歌われている様々なグレゴリオ聖歌を歌うこと、厳格なカトリックの儀礼を行うこと、キリストの生誕を祝うこと... これは一種の信仰の形であって信仰そのものではない。彼らはそれに忠実であり、賞賛に値すべき修道士達のあるべき姿ではあるものの、ただそれを伝えんとして生活をしているのではないのだ。それ以上に、異教徒である事を(お互いに)全く問題とせず、人々の手足肉となり支え合う地域と密接した行い(医療を中心とした共同体)こそ、彼らの偉大なる信仰心に基づく「行い」であり、その愛の受け取り手であるイスラム教徒の住民たちもまた、彼らの「信仰」に触れる事で貧しくとも大きく成長してゆく姿は、たった一つの小さな村落―信仰の共同体―であるにせよ、愛に溢れた理想の世界像が描かれていると言えるだろう。

そしてそれを破滅へと導いたのは宗教間による争いであろうか?現代において深刻な問題のひとつとなっているイスラム過激派の人間のテロリズムやテロ行為そのものであろうか?穏健に共同生活を送っているカトリックの修道士達はクルアーン(コーラン)の一部さえも自ら強要されることなく学び、アルジェリアの住民もまた、医療を提供してくれるという条件など初めから無かったかのように、彼らを快く迎え入れている。何が要因なのだろうか。何故、1996年にこのような事件が実際に起こり得たのであろうか。

テロリズムの直接的な恐怖に直面したとき、「男たち」ははじめ葛藤の渦へと巻き込まれたが、院長のクリスチャンを中心とした数人は、テロ集団のボスとの会話やその死をもって、その恐怖が間接的にどこからやってきているのかを理解し始めていた。それは人間が生み出した、一個人には手が負えなくなるまでに成長してしまった「政治」が宗教の肩書きを許可無く借り入れて、争いの根源を生み出しているのではないかと。そして冷酷無比な軍の人間との接触によって、それは闇の推測から次第に明るみへとされてゆく。クリスチャンは穏やかな川岸の美しい景色を前に、何を考えたのであろうか。

彼らが何故、最後まで「信仰」を貫いたのか。それは意地や愚行などと呼ぶべきではない。そして人間は、宗教間の争いの根源を、宗教そのものに求めるべきではない。真に疑うべきは何か。とてつもなく個人的な解釈、レビューに走ってしまったが、ぜひ、一人一人のテーマをもってこの映画を見て欲しいと思う、素晴らしい映画であった。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
沈黙 2012/1/3
By bunocio VINE™ メンバー
1830年からフランスに支配されていたアルジェリアは、
1962年に、FLN(民族解放戦線)の抵抗運動によって独立を
果たしますが、その切っ掛けになったアルジェリア戦争を描いた
『アルジェの戦い』が1966年に製作されて、世界中で絶賛されました。
しかし、映画のラストで映し出される、蜂起する市民の歓喜する姿も
束の間に、その後FLNの社会主義政策の失敗によって、
イスラム勢力が台頭すると、イスラム勢力とアルジェリア軍部との
内戦が勃発、1992年以降イスラム原理主義過激派によるテロが
頻発して泥沼化、やがてテロの標的は、軍や政府関係者から
一般市民へと無差別化して、21世紀には入った現在でも、
政情は不安定なままです。
本作は、アルジェリア危機と呼ばれているこの時期の1996年に、
何者かに誘拐されて殺された7人のフランス人修道士を主人公に、
テロの脅威に晒されながらも、フランス政府の帰国要請を無視して、
修道士としての職責を貫く決心をするまでの葛藤を描いた実話です。
7人のフランス人修道士を殺害したのは、ペンタルハで400人の村人を
虐殺する等の過激な活動で知られるGIA(武装イスラム集団)では
ないかとされていますが、映画の最後のテロップにあるように、
犯人および殺害の状況には今も謎が残っており、
最近、アルジェリア軍が、フランス人修道士をテロ集団と間違えて
発砲してしまったという、フランス軍の元将軍の新証言が出て、
話題を集めています。
『野の花は光を追って動くことはない。神は花のある場所で
受粉して下さる。』と修道士が祈りを捧げる神と、『アラーは偉大だ!』
と叫びながら自爆を決行するテロリストたちの信じる神との違いは、
一体何なのでしょうか。
確かなことは、どちらの神も沈黙を続けていると言う事なのです。
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19 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
先日、「震災で被災した原発周辺地域の病院で、別の土地に避難するかそこに残るか迷いながらも、自分たちが避難していなくなってしまったら困る人たちがいる、と考えて、避難せずに残っておられるお医者さんや看護師さんたち」の記事を読みました。人生を左右する決断は、なにも信仰に限った話ではありません。

今どきの映画館は昔の名画座と違ってシート事情が良いせいもありますが、通常、私が映画館で映画を見るときには、椅子の背もたれに後頭部をつけて、でれぇ〜っとだらしなく寝ているような姿勢で見ますので、私の頭が、後ろの座席の人の視界を遮るようなことは、絶対にありません。しかし、直角に腰かけ、背もたれに背中をピタリと付けて、肩から上を背もたれの上に出し、微動だにしない姿勢で見なければいけないような(実際はやらんけど)映画、後ろの席の人にとっては迷惑このうえないことになりそうな映画というのも、たまにはあります。「亀も空を飛ぶ」とか「アフガン零年」とか、この映画もそうです。言い換えると、中身はともかく「映画としては平板で、まるで魅力が無い」のに、「つまらない」などと軽々しく正直な感想を漏らせられない映画のことです。
これが日本映画だったら、たとえ実話を題材にしてはいても、「事実の「重み」に負ぶさっただけ」だの、「評論家目線」だの、「上から目線」だのと、平気で言えちゃうんですけどね。たとえば「サンダカン八番娼館・望郷」とかさ。
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